ゲーム機市場、衰退期に入る - 2006年には新世代機の台頭で上向きに

      [2003/11/25]

    アメリカの調査会社「In-Stat/MDR」は、米国における家庭用据え置き型ゲーム機に関する市場調査報告書「The Cycle Turns: Video Game Console Shipments & Revenue to Decline in 2003」を発表した。報告書によれば2003年現在、据え置き型ゲーム機は世界的に見ても衰退期に入っているという。

    同社では、2003年のゲーム機出荷台数は前年比200万台以上の減少になると予測する。出荷台数の減少傾向は2004年まで続き、それ以降は成長期に入るという。この出荷第数減は主にPlayStation 2とPS Oneの出荷台数伸び悩みに起因するとしており、任天堂のGameCube、MicrosoftのXboxは出荷台数を伸ばしたものの、ソニー・コンピュータエンタテインメントの2機種の伸び悩みを埋めるには至らなかったとしている。

    また、金額面では出荷台数の減少に加えて、各メーカーが値下げを行ったため、2002年に比べ、2003年の売り上げは20億ドルほど少なくなると予測している。

    しかし、同社では、ゲーム機ビジネスは周期的に衰退と成長を繰り返すとしており、同社の主任アナリスト Brian O’Rourke氏は「私たちは2005年の上半期にはSCEI、任天堂、Microsoftの3社が次世代のゲーム機を投入すると予測しており、そのときにはまた市場は上向きになり、収入レベルも2006年には2002年当時の数値に並ぶと見ています」と述べており、現在のゲーム機市場は過渡期にさしかかっているとしている。

    このほか、報告書では「SCEIはすでに6,000万台のPlayStation 2を出荷しており、任天堂とMicrosoftが追いつくのは難しいだろう」「Xboxのオンライン・ゲームサービス "XboxLive"は北米では順調だが、日本と欧州では苦戦している」「任天堂にとってはGameCubeの販売戦略の見直しを迫られるなど厳しい年であった」など、各種の報告が盛り込まれている。

    次期XboxはIBMのプロセッサ技術を採用 - Microsoft、IBMと提携
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/11/04/10.html

    ソニー、半導体生産に3年間で2,000億円投資、次世代PS向け「CELL」量産へ
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/04/21/18.html

    In-Stat/MDR
    http://www.instat.com

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