4型VGA液晶・堅牢設計の企業向けザウルス発売 - ブラウザにはOpera搭載

  [2003/11/19]

SL-6000シリーズ
シャープは19日、パーソナルモバイルツール「ザウルス」の新製品として、企業ユーザー向けモデル「SL-6000」シリーズ3モデルを発表した。価格はオープンプライス。無線機能を持たない「SL-6000N」が12月10日発売予定で実売想定価格は92,000円前後、無線LAN機能を搭載する「SL-6000L」が12月24日発売予定で同100,000円前後、無線LANに加えBluetooth通信機能を搭載する「SL-6000W」が2004年1月23日発売予定で同110,000円前後。なお、企業向けモデルのため現在のところ店頭販売の予定はないという。

OSにLinuxを採用するSLシリーズとして登場。スライド式キーボードを装備する「SL-B500」に近いスタイルだが、ディスプレイにVGA(480×640)表示対応の4型システム液晶を搭載するとともに、1メートルの高さからの落下にも耐える堅牢設計となっており、ボディは大柄になった。液晶は半透過型で、屋外・屋内のどちらでも見やすい表示を得ることができる。

別売のCF拡張アダプターを使用し、NTTドコモの「P-in Free 1S」とオプトエレクトロニクスのバーコードスキャナを装着した様子
モデルによって異なるが、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能およびBluetooth通信機能を内蔵。本体にはSDカードスロットおよびCFカードスロットを各1スロット装備するほか、赤外線通信ポートおよびUSBホストインタフェースを搭載している。また、別売りのCF拡張アダプターを装着すると、CFカードスロットを1スロット増設できるほか、本体同梱品と同じリチウムポリマー充電池をさらに1個搭載することが可能になる。

ソフトとしてはWebブラウザ、メーラー、PIM(アドレス帳・カレンダー・ToDo)、ワープロ「HancomMobileWord」、表計算「HancomMobileSheet」、画像関連、音声録音などのほか、Java実行環境(J2ME CDC/Personal Profile準拠)を搭載する。また、これまでザウルスはWebブラウザとしてNetFrontを採用していたが、SL-6000シリーズではOperaを採用。Operaは海外向けザウルスに搭載されてきた実績があるほか、SI企業を中心とした法人ユーザーから要望が強かったため採用に至ったという。今回搭載されたバージョンはOpera 7シリーズをベースにしており、仕様についてはXHTML 1.0/HTML 4.01準拠、CSS対応、JavaScript 1.5サブセット仕様、フレーム対応、Cookie対応、SSL/TLS(128bit)対応 -- とされている。

CPUはインテルXScale PXA255 400MHz、メモリはFlashメモリを64MB(うちユーザーエリア約25MB)、RAMを64MB搭載する。液晶保護カバー非装着時の外形寸法は約79.8×158×20.4mm、重量はモデルにより異なり約255~264g。本体充電池での動作時間は使用状態によって異なるが、バックライト消灯でカレンダー画面を連続表示した場合約15時間30分、バックライトの明るさを最大にして無線LAN機能を使用した(SL-6000LまたはW)場合約2時間10分などとなっている。

Linuxザウルスに新製品 - 2Way仕様の「SL-C700」と長時間駆動の「SL-B500」
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/11/12/07.html

シャープ、翻訳機能を搭載の新ザウルス「SL-C860」発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/11/12/07.html

シャープ
http://www.sharp.co.jp/

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