太陽表面の大規模爆発、2週連続で史上記録 - 各地で通信障害も

      [2003/11/07]

    米海洋大気局(NOAA: National Oceanic & Atmospheric Administration)の宇宙環境センター(Space Environment Center)は、今月4日(米国時間)に発生した太陽表面の大爆発(フレア)の際に、CMEと呼ばれるコロナからの大噴出があり、6日午後3時37分(米東部標準時)に地球の磁気圏内に到達したとの観測結果を発表した。

    「米東部標準時11月5日午前7時2分の太陽(NOAA)」

    太陽表面では、先月28日にもX-17フレアが発生し、NOAAが1976年に観測を開始して以来、史上最大規模の爆発を記録している。フレアに続く磁気嵐によって、世界各地で通信障害が引き起こされており、場所によっては深刻なシステム上の問題も報告されたという。

    しかしながら、今月4日のX-28フレアは、これをさらに上回る観測史上最大の爆発となっており、磁気嵐も発生している。地球から見ると太陽の西側でフレアが起きたため、通信障害の規模は限られていたものの、4日のフレアの直後には、主に米西部および太平洋地域で高周波数域(HF)の無線通信が一時的にダウンするなどの被害があった。また、「S-2」および「S-1」放射エネルギー嵐の影響で、高緯度地域の通信への深刻な障害も報告されている。

    NOAAにて予報官を務めるBill Murtagh氏は、今週の観測史上記録となったフレアについて「フレアによる嵐が地球を直撃しなかったのは本当に幸運だった。10月28日のフレアで引き起こされた通信障害をはるかに上回る被害が発生する可能性もあったが、無事に回避された」と語っている。

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    Space Environment Center
    http://www.sec.noaa.gov/

    NOAA
    http://www.noaa.gov/

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