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バングラデシュの首都ダッカの電脳街に行ってきた。その様子をレポートしよう。
まず、バングラデシュについて簡単に紹介したい。ミャンマーの隣、インドに囲まれているバングラデシュ。ミャンマーからバングラデシュへ行く必要があったため、陸路で行こうと思ったのだが、ミャンマーは鎖国状態で国境がないという。なので手段は空路しかない。やむなく空路でバングラデシュの首都ダッカに向かう。有名な海外旅行ガイドにも「バングラデシュ編」は存在しない。いったいどのような国なのだろうか。
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これまでにいろいろな国を周ってきたつもりだが、ダッカについたときに、それでも全てが新鮮であり驚いた。ミャンマーから東の国では東南アジア系の顔つきだったのに、突然インド系の顔つきになったのだ。そして「ウォーリーを探せ!」ばりの人口密度。ものすごい数の自転車の力車による渋滞。当たり前のように自転車同士がぶつかる。国民の多数がイスラム教徒なので多くの男性が白い服を来てイスラム独特の帽子をかぶり、女性は普段外を歩き回ることはない。
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食事はどこでもカレーを提供し、右手を使って手掴みで食べ(インドはスプーンを用意しているところも多い)、左手は不浄の手。トイレに紙は置かれていない。またここはビジネススタイルもインド式の商売で、値札はなく支払いは全て交渉制。
テレビを見ればインドで流行っているクリケット中継やインド映画が流れる。インドの情報は見れども日本の情報を見ることはなかった。例えばタイにはあった日本のアニメや芸能人、流行の紹介などなく、路上で売られる本を見ても日本の漫画はなかった。隣国のミャンマーではバスの中で、日本の昔の曲がミャンマー語で歌われていたのを聞いたことがあったのだが。
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| 以上、バングラデシュの首都ダッカの様子(写真提供:フォトジャーナリスト浅井寿樹氏) | |||||
地元の人は日本人を見たことがないのか、日本人である私が歩けばお前は誰だと興味本位で素性を尋ねられ、子供には興味のまなざしでついてこられ、カメラを携えれば写真を撮ってくれとせがまれる。
そんなバングラデシュの首都ダッカに電脳街があるということを聞き出した。市の中心部から離れたところにIDB Bhabanというパソコンビルがあるという。早速行ってみることにした。ただし人力の自転車では果てしなく遠く時間がかかる。バイクタクシーに乗って20分、かかった値段は80タカ(150円)、中心部と異なり自転車で引く力車の走らぬ郊外のおちついた雰囲気のエリアにIDB Bhabanはあった。
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驚くべきは街の中心部でも見かけることがなかった21階建てのオフィスビル。そしてビルにはエアコンもかかっていて驚いた(ほとんどの建物はエアコンがない)。外と比べてとてもきれいなIDB Bhaban内には、1~4階部分にPCショップが並んでいるが、私が行ったとき、客はそれほど多くなかった。
売っているものはショップブランドPCやプリンタ、ソフトなど。PCパーツはマザーボード、CPU、HDD、メモリなど組み立てに必要な最小限のものは売ってはいるものの、ビデオカードなどを見つけることは難しかった。その代わりにUPSはよく売られているのを見かけた。停電の多い国では必須の品なのだ。
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| Electrosonic |
4階にあるElectrosonicという店ではデジタルカメラやメモリカードリーダー、ビデオカード、ビデオキャプチャカードなど、他店では見られないものを扱っている。小さい店舗ながらメディアから周辺機器まで種類も豊富。店長のMd.Mazharul Imam氏に話を伺うことにした。話している途中もどこからきたのか、珍しい外国人を見に小学生くらいの子供が私を囲む。
--この店では他店と比べ変わった品物を扱っているが。
「そうだ、他にはない品揃えをしようと心がけている」
--どこから輸入しているのか?
「まずシンガポール。次に香港だ」
ミャンマーのPCディーラーも輸入先はまずシンガポール、そして次に香港と言っていた。なるほど、文化はミャンマーで途切れども輸入ルートはミャンマーと同じわけだ。
--どんな客層がパソコンを買っていくのか?
「ダッカに限っての話だが、大学生を子に持つ親などが買っている。ダッカの人達は世界でいわれているほど貧しくはない」
--この国はIT産業に力をいれているか?
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| コンピュータフェアの冊子 |
「PCは他品目に比べ関税率が極めて低い。IT大国インドとも仲がよいのでバングラデシュに支社をおくインドのIT企業もあるようだ。また、以前この建物でコンピュータフェアが行われ、プロモーションを行ったことがある」
確かにソフトショップではバングラデシュ製のソフトもあるし、力の入れ具合はまんざらではないようだ。アジアで下位といわれる経済状況を打破する鍵はIT産業にあるのかもしれない。
最後に会話中に出たコンピュータフェアの冊子をいただいた。そこにはWebページを持つ店舗もある。価格など興味があるなら見るとよいだろう。
(山谷剛史)
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Computer Jagat
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