FreeBSD-STABLEの最新版4.9がリリース - 64GBメモリにも対応

  [2003/10/30]

The FreeBSD Projectは、FreeBSD-STABLEブランチからの最新リリースとなるFreeBSD 4.9-RELEASEを公開した。Physical Address Extensions(PAE)機能によるi386プラットフォームにおける64GBまでの大規模メモリのサポートや、sendmail、OpenSSH、OpenSSLなどのセキュリティフィックスが統合された。

4.9-RELEASEの公開は当初9月末が予定されていたが、PAEの組み込みでトラブルが発生し、遅れていた。PAEは、通常4GBまでしかサポートされないi386プラットフォームでの最大メモリ容量を拡張するもので、今回のリリースではPentium Pro以上のプロセッサを搭載したマシンにおいて64GBまでのメモリに対応している。ただし、1プロセスが使用可能なメモリについては、4GBまでと変わっていない。

4月の4.8-RELEASE公開後に行われた数々のセキュリティフィックスや、機能向上も取り込まれている。PAEなど5.1から取り込まれた機能もあるが、5.1のすべての機能が取り込まれたわけではない。

主なセキュリティフィックスはsendmailやOpenSSH、OpenSSL等に関するもので、sendmailは8.12.9が、OpenSSLは0.9.7cが取り込まれた。これらのセキュリティフィックス以外にもtexinfoの4.6へのバージョンアップ、GNOME 2.4・KDE 3.1.4の採用、safeドライバのハードウェアアクセラレータ対応による暗号処理の高速化、chrootやipfwなどへの機能追加などが行われている。

現在、FreeBSDの開発は5.xブランチを中心に進められており、今回のリリースが4.xブランチの最終メジャーリリースと目されているが、セキュリティやバグなどに対する保守は今後も行われ、必要があれば4.9.xなどという形でのリリースがあるかもしれないという。9月に公開されている開発スケジュールによれば、現在のところ、5.2-RELEASEが11月に、5.3-RELEASEは2004年3月に公開が予定されている。

IP-processor 企業インタビュー(2) オリジナルOSを開発する情報科学研究所
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/10/27/09.html

The FreeBSD Foundation、JDK1.3.1のバイナリ配布へ
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/08/26/18.html

The FreeBSD Project
http://www.freebsd.org/

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