米Microsoft、Windowsソースコード開示プログラムをMVPに拡大

      [2003/10/23]

    米Microsoftは、「Shared Source Initiative」を拡大し、Most Valuable Professional(MVP)にWindows製品のソースコードや技術情報を一定の条件下で閲覧する権利を与えると発表した。

    MVPは、Microsoftが運営するオンラインコミュニティで同社製品をサポートしているエンジニアやデベロッパーのうち、特に貢献度が高い人たちが認定されている。現在、MVPプログラムには55カ国から1,800人以上が参加している。

    Microsoftは、これまでShared Source Initiativeを通じて、MVPにWindows CE.NET、ASP.NET、Visual Studio.NET、Passport Managerなどのソースコード・コンポーネントへのアクセスを認めてきた。今回発表されたMost Valuable Professional Licensing Program(MVPSLP)では、さらにWindows 2000、Windows XP、Windows Server 2003などが対象となっている。

    「MVPがソースコードの仕組みを理解する機会が与えられたことは、コミュニティの発展につながるだけではなく、Microsoftも貴重なフィードバックを得られるため、双方に利益をもたらすでしょう」とMVPの一人であるPhil Webster氏。MVPを目指す人が増える原動力にもなると期待している。

    Shared Source Initiativeは、Microsoftが知的所有権を維持しながら、一部の企業、学術機関、政府機関、開発者コミュニティなどに共有ソース・ライセンスを与える開発支援プログラムだ。このライセンスの下では、開発者はソースを改変できるが、その改変したソフトを商用目的で配布することはできない。

    (Yoichi Yamashita)

    英国政府、Windowsソースコード開示プログラムに参加
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/02/03/09.html

    マイクロソフト、世界各国の政府にWindowsのソースコードを開示
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/15/19.html

    米マイクロソフト
    http://www.microsoft.com/

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