Web検索の結果を3Dで一度に閲覧できる検索サービス 「gooラボ」で実験開始

      [2003/10/07]
    総覧型3Dウェブ検索サービスの画面イメージ

    NTTとNTT-Xは、NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発したネット空間クルージング技術「InfoLead」を用いた「総覧型3Dウェブ検索サービス」の実商用環境での検証評価のための共同実験を、NTT-X運営のポータルサイト「goo」上で開始すると発表した。7日から、gooに新しく開設された「gooラボ」にて実験が開始される。利用は無償。

    InfoLeadは、Webページの画像イメージを50枚以上、最大300枚まで一度に表示できるWebブラウジング技術。専用アプリケーション「FieldExplorer」上でWeb検索を行うと、gooで検索された各Webサイトが画像として3次元空間内に表示される。検索された時点でWebサイトを画像データに変換するため、あらかじめWebサイトを画像として保存しておく必要はなく、検索したその瞬間のWebサイトの情報が閲覧できる。画像変換は、徹底的に画像変換向けにチューンナップしたというレンダリングサーバーが受け持ち、ストレスなく50枚以上のWebサイト画像を表示できるという。

    マウスによって3次元空間の視点をコントロールすることが可能で、その中からアクセスしたいWebサイト画像を見つけてアクセスできる。Webサイト画像は、検索語との一致度や最終更新日時、情報量といった尺度などによって配置が制御されており、例えば更新日時の新しいものを手前、情報量の多いものを上、というようにXYZ軸に意味を持たせて3次元上にWebサイト画像を配置する。

    探していたWebサイト画像が見つかったら、それを選択することで拡大表示されて内容が確認できる。Webサイトは画像として表示されるため、Internet Explorerなどのブラウザのようにリンクをたどったり、文字情報をコピーしたりといったことはできないが、右クリックメニューから、IEにそのサイトのURLを渡したり、IEをWebサイト画像上にオーバーラップさせたりすることでリンクをたどることもできる。またサイト内のコンテンツ一度に画像に変換して「FieldExplorer」上に表示することも可能だ。

    共同実験の全体構成

    これを導入することで、例えばEコマースサイトでは商品情報を一度に同一画面で紹介、顧客が気になった商品をクリックしたら、それを拡大表示する、といった応用も考えられる。

    実験では、NTTが大規模な実商用環境においてシステムの応答性能や安定性、運用性、ユーザーアクセスのトラフィックモデル、3Dユーザーインタフェースの操作性などの検証を実施。NTT-Xは商用サービス導入の検討に向けてgooの利用度向上やサービス効果の検証などを行う。

    実験終了後、サービスとしての検証を行ったうえで、NTTグループのポータルサイトやgooなどでの利用を検討するほか、ビジネスとしての展開も視野に入れる。

    実験期間は2004年3月末日までで、利用するには、PCがOSにWindows 2000/XP、CPUにPentium III 500MHz以上、ビデオメモリに16MB以上を搭載し、ADSL 8Mbps以上(実測1Mbps以上推奨)のブロードバンド環境が必要。

    NTT-XとGoogleが戦略提携 - Google検索機能にgooの日本語技術を投入
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/10/02/11.html

    今この瞬間、みんなが興味ある最新情報は? NTTが最新情報提供システム開発
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/09/30/21.html

    NTT、15分前の情報が検索できる超高速検索エンジンを開発
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/12/03/19.html

    NTT
    http://www.ntt.co.jp/

    NTT-X
    http://www.nttx.co.jp/

    goo
    http://www.goo.ne.jp/

    gooラボ
    http://goo.ntt-infolead.net/

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