【COMPUTEX TAIPEI 2003レポート】NVIDIA、nForce3/GoForce 2150を発表

(Photo01)発表会の最初の挨拶にたった、同社の創立者にしてCEO兼PresidentのJen-Hsun Huang氏
COMPUTEX TAIPEI 2003の2日目にあたる9月23日、NVIDIAは「nForce3」を正式発表すると共に、携帯機器向けに「GoForce 2150」を同時に発表した(Photo01)。nForce3に関しては、Opteron向けに「nForce3 Pro 150」のみ4月に発表が行われており、ASUSTeKなどからすでに搭載製品の販売が開始されているが、それ以外のバージョンに関してはこれが初公開になる。

nForce3は、大きく以下の3種類に分かれる。

  • nForce3 Pro(nForce3 Professional): Opteron向け。Socket 940をサポートし、デュアルプロセッサに対応
  • nForce3: Athlon 64及びAthlon 64 FX向け。Socket 940とSocket 754をサポート。シングルプロセッサのみ
  • nForce3 Go: Athlon 64 モバイル向け。Socket 754をサポートする。PowerNow!にも対応する

とは言え、基本的にはどの製品も同じ構造をとっている。だから、たとえばnForce3 ProでAthlon 64 FXを利用できることになるし、実際いくつかのメーカーはnForce3 ProでAthlon 64 FXをサポートする。ちなみにこのnForce3(正式にはnForce3 MCP)は1チップ構成で、主な特徴は

  • Ethernet MACを内蔵
  • IDEインタフェースを使って、RAID 0/1/0+1の構成が可能
  • AGP 8Xインタフェースを内蔵する(グラフィックス内蔵製品は今回ラインナップされない)
  • 最大6ポートのUSB 2.0/1.1インタフェースを内蔵
  • 最大6スロットのPCI 2.3インタフェースをサポート
  • AC'97及び16bit入力・16/20bit Stereo出力をカバーし、2/4/6chオーディオに対応する。また、AC'97の出力を2チャンネル持つので、独立した2つの音源を同時に利用可能

といったあたりになる。ちなみにnForce3 MCPには2種類あり、

  • nForce3 MCP 150: バリュー向け。Ethernetは10/100BASE-Tのみ。IDEインタフェースはPATA(ATA33/66/100/133)を3チャンネルもち、最大6デバイスをサポート。ただしこの3つ目のPATAポートは、外部にPATA-SATAブリッジを取り付けることを前提に、150MB/secまでスピードを上げることができる。CPUとの間は3.6GB/sec(600MHz DDRでUpStream 8bit/DownStream 16bit)のHyperTransport Linkで接続。

  • nForce3 MCP 250: ハイエンド向け。Ethernetは10/100/1000BASE-Tを持つ。IDEインタフェースはPATA(ATA33/66/100/133)を2チャンネルと、SATA150を4チャネル搭載する。CPUとの間は4.8GB/sec(600MHz DDRでUpStream 16bit/DownStream 16bit)のHyperTransport Linkで接続。

(Photo23)nForce3 250Gbロゴ
といった違いがある。IDEに関してはともかく、nForce3 MCP 250は初のGbE MAC内蔵チップセットとなったわけだ。ちなみにnForce3 MCP 250を内蔵し、GbEを有効にした製品を特にnForce3 250Gbと呼ぶようで、特に専用のロゴまで用意されていた(Photo23)。

なお、会場では各社から発売予定のnForce3搭載マザーの展示が行われていた。Photo02~16がnForce3 150、Photo17/18がnForce3 Pro 150、Photo19~21がnForce3 250Gbである。


(Photo02)ABIT KN8
(Photo03)AOpen AK89MAX
(Photo04)ASUSTeK SK8N
(Photo05)AOpen MK89
(Photo06)Biostar K8NHAPRO
(Photo07)Biostar K8NH-M
(Photo08)Chaintech NZF3 150
(Photo09)GIGABYTE K8NU
(Photo10)GIGABYTE K8N Pro
(Photo11)GIGABYTE K8NNXP
(Photo12)EPoX 8KDA
(Photo13)JetWay N3KA
(Photo14)LeadTek K8N
(Photo15)Shuttle AN50R
(Photo16)Soltek SL-K8AN-RL
(Photo17)GIGABYTE K8NNXP-940
(Photo18)LeadTek K8NW
(Photo19)Biostar K8NHA GRAND
(Photo20)GIGABYTE K8NNXP-Rev.2
(Photo21)Shuttle AN51R

(Photo22)GoForce 2150搭載製品サンプル
また、NVIDIAも遂に携帯機器向けにグラフィックコントローラを投入することを発表した。カメラ付き携帯電話やPDAのマーケットにむけたGoForce 2150は、1.3Mピクセルのカメラモジュールをコントロールし、LCDパネルの制御に特化した64bitグラフィックエンジンである。会場ではこれを搭載したサンプルがいくつか展示された(Photo22)。

(大原雄介)


NVIDIA、カメラ付き携帯電話対応メディアプロセッサ「GoForce 2150」発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/09/24/25.html

NVIDIA、Opteron向けチップセット「nForce3 Professional」を発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/04/23/22.html

NVIDIA
http://www.nvidia.com/

COMPUTEX TAIPEI 2003レポート
http://pcweb.mycom.co.jp/news/special/2003/09/23/01.html



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