ASEANと日中韓、「アジア・ブロードバンド計画」共同推進で合意

      [2003/09/18]

    ASEAN+3(日本、中国、韓国)の電気通信高級事務レベル会合がシンガポールで開催され、、来年度以降、ASEAN+3の電気通信大臣会合を設置し、ASEAN各国と日中韓が情報通信分野での協力関係をより強化していくことで合意、総務省などが策定して今年3月に公表した「アジア・ブロードバンド計画」を、ASEAN各国と連携して推進していく方針だ。

    「アジア・ブロードバンド計画」は、アジア地域での、ブロードバンド環境の整備に向け、アジア諸国間を直接つなぐ十分な帯域をもった国際ネットワーク整備とともに、アジア・北米間、アジア・欧州間の情報流通量が北米・欧州間の情報流通量と同等の水準になることを目指す。

    また、アジアのネットワークをIPv6対応とし、情報通信技術について、アジアが世界をリードする存在となることを目標に、アジアの主要言語間での実用に耐える機械翻訳技術の開発・実用化や、情報通信分野の技術者・研究者を大幅に増加させることなどの諸施策が実行される。

    総務省は、今回の会合にともない、同計画の推進状況を公表した。インフラ整備では、ベトナムの南北2,035kmを結ぶ海底光ケーブル整備援助のため、円借款供与を決定した。研究開発では、大容量映像データなどの国際流通・国際電子商取引を実現するための国際的な実証実験を実施したほか、ASEAN各国の大学・研究機関と協力して、通信衛星を用いたIPv6対応の大規模マルチキャスト技術や動的帯域割当・管理技術についての研究開発を実施、IPv6技術のアジア諸国への普及を推進している。さらに、ブロードバンド環境の実現に向けた研究開発促進のため、独立行政法人通信総合研究所(CRL)アジア研究連携センターをタイに設立した。

    人材育成では、ラオス、ミャンマー、ベトナムに対し、ブロードバンドの普及に向けた政策・技術のセミナーを開催するとともに、日本のブロードバンド政策などについて、JICA(国際協力事業団)の遠隔研修システムを活用した講義を実施している。

    ブロードバンドの国際ローミングサービスをアジア太平洋地域で開始
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/07/11/15.html

    総務省
    http://www.soumu.go.jp/

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