ソルダム、キューブPCにも対応する水冷ユニットをWPC EXPO 2003で展示

      [2003/09/12]

    ソルダムは、水冷ユニット「AQUAGIZMO(仮)」のプロトタイプを開発、9月17日から20日まで幕張メッセで開催されるWPC EXPO 2003にて展示することを明らかにした。一足早くプロトタイプの写真も届いたので紹介しよう。

    銅製ベッドでCPUとチップセットを同時冷却

    AQUAGIZMOの特徴は、国産ユニットを採用、CPUとチップセットを同時冷却、ATXケースから小型キューブPCまで幅広いPCへ搭載可能、国内メーカー保証付きで発売すること--を目指すという点。これまで自作上級者のイメージが強かった水冷に、普及の路を開く製品になるかもしれない。

    ユニットはパイプなどが繋がれた形の完成品となる予定。省スペースを実現するラジエータ兼タンク、ラジエータ冷却用ファン、超小型遠心式ポンプ、CPUとチップセット(ノースブリッジ)用のベッドから構成されている。サイズは同社のキューブPCに搭載しても大丈夫な小型設計とのこと。それでいて現時点で最高クロックのプロセッサに対応しており、将来の高クロック化に伴う熱量増大にも対応できる余裕を持つとのことだ。

    ユニットの小型化により、スモールPCでも装着可能。ハイパワーコンパクトや静音コンパクトも作れる

    また、ラジエータ冷却用のファンは、回転数を調節することにより、冷却能力を採るか静音を採るか設定できるとのことで、静音PCファンにとっても興味深い。水ではなく専用の冷却液を用いるタイプで、補充の必要がないメンテナンスフリーを実現。耐久性の面でもポンプは連続運転44000時間、接続用のゴムパイプは90℃で5年間の連続使用も大丈夫で、サーバや特殊用途のPCにも使えるとのこと。現時点では製品保証の適用範囲が決まっていないとのことだが、MADE IN JAPANによる信頼性と安心保証を期待したい。

    現時点では、秋頃の発売予定で価格は未定。同社コンプリートPC製品への搭載だけでなく、リテールでの単品販売も計画されている。WPC EXPO 2003会場では、AQUAGIZMOが複数台展示される予定で、ほかにも同社製品の展示やイベントなどが盛りだくさんとのことなので、製品発売が待ちきれない方は、会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

    ソルダム、冷却能力を強化したMT-PRO1400 ATXケース店頭販売モデルを発表
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/09/10/12.html

    日立電線、パワーアップしたデスクトップ・サーバ用液冷モジュールを発表
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/30/13.html

    WPC EXPO 2003
    http://arena.nikkeibp.co.jp/expo/2003/

    ソルダム
    http://www.soldam.co.jp/

    ソルダム WPC EXPO 2003
    http://www.soldam.co.jp/expo_2003/index.html

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