【秋葉原レポート】最速記録型DVDが迎えた初の週末商戦はいかに?

CRN  [2003/09/10]

先週末一番の話題は、なんといってもプレクスターの8倍速DVD+R書込み対応DVD±R/RWドライブ。なかでも一番注目を集めていたのはPandora DVDセットモデルで、入荷しているショップが少なかったこともあり、探し回ることになったユーザーもいたようだ。ただ、全く手に入らなくなるほどかというと、そこまでの域には到達しておらず、殆どのショップで少量の在庫は残っているようだった。

8倍速対応というのが大きな特長だが、正式に対応しているメディアは市場に存在しないという問題がある。4倍速でのメーカー推奨メディアは存在しているものの、「パッケージに"8倍速対応"と書かれたメディアが登場し、安心して入手できるようになればまた動きもかわってくるのではないか」というショップの声もあった。

どちらにしても、昨年後半にあった記録型DVDドライブの勢いは無くなっており、新製品ならばすぐに完売、という時代ではなくなっている。

メモリ、CPUに大きな動きはないが、そのほかの基幹パーツでは、HDDが順調に値を下げている。すでに120GBモデルが1万円を切るところも出てきており、一気にお買い得感が高まるのは間違いない。今のところSeagateが低価格路線では一歩リードしている。

特に値下がりが激しいのは大容量モデル。大容量ということで当然価格帯は高い位置なので注目を集めにくいが、ときには1,000円単位で下がることもある。300GBクラスでも1GBあたりの単価がだいぶ下がっているので、チェックしておきたいところだ。

先週登場したDuron1.4GHzと1.6GHzだが、実際に動作しているデモをパソコンショップ アークが行っている。今回見せて頂いたシステムでは、2.0GHzにオーバークロックしており、FSBは200MHzで動作させていた。本来はFSB266MHzの製品だが、「こちらの方が上まで動作したので…」といった経緯で動作クロックを決定したらしい。低価格CPUを自分のリスクで、といった楽しみ方もアリだろう。もちろん、あくまで実験デモであり、ショップが保証したり推奨しているわけではない点は注意しよう。

VGAでは、下でご紹介するGeForce FXの新製品もあるが、RADEONでも人気の9600 PROに、GIGACUBEからオーバークロックモデルが登場している。ただし、メモリクロックが上がっているものの、人気の方はATI純正やSapphireといったブランドに押され気味のようだ。

小物で増えているのは、今のご時世に便乗したタイガース カラーのアイテム。USBメモリやマウスパッドなど小さなものもこっそりと増えている。デジタルカメラや携帯電話といった高額商品もメーカーより発表されているが、秋葉原らしい怪しげなアイテムを楽しむのも一興だ。

パソコンショップ アーク
http://www.ark-pc.jp/

コムサテライト3号店
http://www.comsate.co.jp/com3/

===今回見つけた気になるアイテム===

○ハードディスクの振動をシャットアウト、低価格な静音アイテムはいかが?

ちょっと変わり種アイテムのサンプルをCUSTOMで見せて頂いた。これは、HDDの揺れをハンモック上に作ったゴムの上に載せることでケースに伝えないようにするという製品で、型番は「HD-SNR-01」。この手の商品では、何度かご紹介したこともあるスマートドライブを初めとし、いくつか種類が出ているが、それらとの大きな違いは密閉しないという点。すなわち、HDDが出している音を防ぐことはできないということにもなるのだが、熱に関しては完全に解放されているので、その点で心配が少ないというメリットがある。

発売開始時には、2,000円前後で販売予定ということで、価格も安め。HDDからケースへの共振が気になる人、反対にケースからHDDへの振動が気になる人は利用してみてはいかがだろう。

CUSTOM
http://www.pc-custom.co.jp/

○ファンコンに温度計を備えた、ちょっと変わり種ケース

5インチベイのカバーをケース脇に収納できたり、フロントパネルに温度計やファンコンが組み付けられたちょっとかわったケースをOVERTOPでご紹介頂いた。それが、3R SYSTEMが発売している「R101」だ。

ギミックが色々とついているうえに、12cmファンを採用した400W静音電源、ケースファンも12cmと基本装備から静音にこだわっているのもポイント。それでいて、同店では13,953円で販売とコストパフォーマンスも高い製品だ。

3R SYSTEM R101
http://www.3rsystem.co.kr/english/product/case/r101.asp

OVERTOP
http://www.messe.gr.jp/overtop/

○MSIのファンレスVGAに、ついにGeForce FX 5600が3アイテム登場

ここのところ、ファンレスVGAとなると、RADEONシリーズの勢いがよかったが、GeForceシリーズでもミドルクラスのファンレスモデルが登場した。それが、MSIから発表になったばかりの「寂、」シリーズのGeForce FX 5600搭載モデル。128MBモデル、128MBオーバークロックモデル、256MBモデルの3種類が並んでおり、一番人気は、128MBオーバークロックモデルだそうだ。ご紹介頂いたクレバリー1号店では、順に、24,470円、27,270円、27,470円となっている。

同店によると全モデル、外見的な違いはほとんど無いとのこと。久々のGeForceシリーズに登場した興味深い製品だけに、今後を期待したいところだが、先週末までの動きでは、まだ本格的に"RADEONに反撃をかける"、というほどのアイテムにはなっていないようだ。

エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパン
http://www.msi-computer.jp/

クレバリー1号店
http://www.clevery.co.jp/

○これで、サーバー用マザーでもへっちゃら

サーバー用マザーボードは、電源のコネクタがATXではなく、EPSコネクタとなっている場合が多い。最近の大容量電源や高級電源では変換コネクタを装備していることもあるが、単品での販売はなかなか少ない。この変換コネクタの単品販売を開始したのはSKCで、今持っているATX電源でもEPS電源として使えるため、XeonやOpteron用のマザーボードへのアップグレードも行いやすくなる。

色も機能も単に変換するだけのシンプルなモノ。かゆいところに届く渋い製品だ。ご紹介頂いたOVERTOP、CUSTOM、コムサテライト3号店では、1,980円前後で販売中だ。

OVERTOP
http://www.messe.gr.jp/overtop/

CUSTOM
http://www.pc-custom.co.jp/

コムサテライト3号店
http://www.comsate.co.jp/com3/

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