米Motorola、低価格・大画面ディスプレイへの道を開くCNT技術を開発

      [2003/07/02]

    米Motorolaは、様々な分野で応用が期待されている新素材、カーボンナノチューブ(CNT)を使った大型フラットパネル・ディスプレイの製造技術を開発した、と発表した。この「NED(nano emissive display)」技術により、現在主流のプラズマや液晶よりも高品質で、かつ安価な大画面ディスプレイの製造が可能になるという。同社はこの技術をライセンス供給する意向で、商業化に向け、日本・韓国・欧州の電機メーカーと現在協議中であることも明らかにしている。

    CNTを陰極としてディスプレイで利用するためには、CNTをグリッド状に精密に配置することがなにより重要となる。同社のNEDプロセスでは、基板上の正確な場所にCNTを形成できるほか、CNTの長さ・直径の制御も可能になっているという。また、ガラスやトランジスタなど、熱に弱い素材上にCNTを形成する必要があるが、NEDプロセスでは低温での形成も可能となっている。

    実際にライセンス先の電機メーカーから製品が登場する時期などは不明だが、同社によると、厚さは僅か1インチ、大きさは50インチ以上の壁掛けディスプレイなどが、「not too distant future(そう遠くない将来)」に実現されるだろうということだ。そのほか、さらに大型なスポーツイベント・広告用ディスプレイなどにも応用が可能、としている。

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    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/06/20/09.html

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    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/05/08.html

    Motorola
    http://www.motorola.com/

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