IE6 for Macが開発中止 - IE5.x for Macのサポートは継続へ

    ワタリヒカル  [2003/06/16]
    開発中止が決定したIE for Mac。現在の最新バージョンは、OS X用がIE 5.2.2、OS 8.1~9.x用がIE 5.1.6となっている

    米MicrosoftのMac向け製品開発グループ「Macintosh Business Unit(以下MBU)」は、次期Internet Explorer for Mac(IE for Mac)となるはずであった「IE6 for Mac」の開発を行わないことを明らかにした。

    MBUによると、開発中止の理由としては、1月7日にMACWORLD Expoで発表された米Apple Computer独自のWebブラウザ「Safari」の登場を挙げている。Safariの機能は顧客の要望を数多く満たしており、Mac OSを完全に掌握できないIEでは対抗することが難しいと判断した、としている。このため、今後はIE for Macのバージョンアップは検討せず、新機能の追加は一切行わない方針としている。

    現行バージョンのIE 5.x for Macのサポートについては、できる限り継続していくとしており、セキュリティの確保を優先に、バグフィックスを含むアップデートプログラムを必要に応じて提供する予定だ。ちなみに、すでに配布終了済みのIE5.0 for Mac(OS 8.1~9.x 用)については、2003年6月30日をもって無償サポートが終了するため、サポートの継続は行われない。

    Safariは、高速・軽量を追求したApple純正Webブラウザ。IE for Macと比較してWebページの表示速度が高速であり、そのほかタブブラウジング機能、Googleの統合、ポップアップ広告の遮断機能、SnapBack技術など数多くの便利な機能を搭載し、使い勝手に優れたWebブラウザに仕上がっている。2003年6月現在、パブリックベータ2が公式サイトで無償提供されている。正式版の公開は、今年後半に予定されている。

    (ワタリヒカル)

    Microsoft
    http://www.microsoft.com/

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