米Palm、802.11b対応「Tungsten C」とカメラ内蔵「Zire 71」を発表

      [2003/04/24]

    米Palmは、無線LAN802.11b(Wi-Fi)対応の「Palm Tungsten C」とデジタルカメラ機能を備えた「Palm Zire 71」を発表した。

    ○PXA255を搭載したTungsten C

    802.11bに対応したPalm Tungsten C

    Palm Tungsten Cは、Palm製品としては初めてWi-Fi機能を統合したハンドヘルドだ。GSM/GPRSネットワーク対応の「Palm Tungsten W」の使用感を継承したデザインとなっており、QWERTYキーボードと5ウェイナビゲーションボタンを備えている。

    CPUには、IntelのPXA255 400MHzが採用されている。内蔵メモリーは64MBで、320x320ピクセル表示の半透過TFTカラー液晶を搭載。SDIO対応のSD/MMCカードスロット、2.5ミリのヘッドセットジャックを備える。内蔵のリチウムイオン充電池は1500mAhとなっている。

    OSはPalm OS 5.2.1で、入力ソフトはGraffiti 2。メールソフトとしてVersaMail 2.5が用意されている。ビジネスユーザーをメインターゲットに、Documents To Go、PalmSource Web Browser、Palm Photos 1.0などのアプリケーションを揃えるほか、PPTP VPNや128ビット暗号化技術に対応しているのも特徴となっている。

    価格は499ドルで、米国では5月5日に発売される予定だ。

    ○写真/ビデオ/音楽が楽しめるZire 71

    コンシューマー向けZire 71

    コンシューマー向けとなるZire 71は、背面カバーをスライドさせると起動するデジタルカメラを内蔵している。最大640x480ピクセルの静止画(JPEG)を撮影可能で、アルバムソフトとしてPalm Photos 1.0が用意されている。また、音楽再生用にRealNetworksの「RealOne Mobile Player」、ビデオ再生用に「Kinoma Player」を備えるなど、Palmデバイスとしては初めて写真/ビデオ/音楽に標準対応したハンドヘルドとなっている。

    CPUはTexas InstrumentsのOMAP310 144MHz、メモリーは16MB。65000色表示可能な320x320ピクセル表示の半透過TFTカラー液晶、3.5ミリのステレオヘッドフォンジャック、SDIO対応のSD/MMCカードスロットなどを搭載。SEGAの「Sonic the Hedgehog」など、Palmデバイス対応のゲームタイトルが充実したことを受けて、Zire 71ではより操作性に優れたジョイスティック形状の5ウェイナビゲーションボタンが採用されている。

    OSは、Palm OS 5.2.1で、入力ソフトのGraffiti 2のほか、デバイスとデスクトップ間のファイルやアプリケーションの転送を容易にするQuick Installというユーティリティソフトが新たに追加された。

    価格は299ドルで、米国では発表と同時に発売開始された。

    5月には、64MBカード、リーダー/ライター、ヘッドフォンをセットにした「MP3 Audio Kit (99.95ドル)」、バッテリー充電用「Power To Go (99.95ドル)」などのアクセサリーも発売される予定だ。

    Zire 71
    背面カバーをスライドさせてカメラを起動
    ジョイススティック・スタイルの5ウエイナビゲーションボタン。下はスライド時に出てくるシャッターボタン



    (Yoichi Yamashtia)

    Palm
    http://www.palm.com/

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