【秋葉原レポート】新CPUが登場するもすぐに販売停止、しかしマザーボードだけでも出だし快調

    CRN  [2003/04/16]

    火曜日の発表で今週一番の話題となるはずだった、インテルのFSB800MHz Pentium 4。しかし発表直後にインテルからの販売停止命令が出たことで、ショップによっては全く販売することなく、価格表に「sold out」を掲げることになったところもあった。一方で、発売が早かったショップでは、すぐに売り切れになってしまうほどの人気も見せており、高い価格にも関わらず、注目度の高さを示す結果となった。一方で、FSB800MHzに対応した新チップセット「Intel 875P」も登場している。搭載マザーボードの販売もCPUと同時に開始。こちらは取材時点でも店頭に並んでおり、普通に購入することができる。相方のCPUは無いが、人気は上々だそうだ。

    ○CPU

    製品名 メーカー 実勢価格
    Celeron 1AGHz (Socket370) インテル 4,130~ 5,715
    Celeron 1.40GHz (Socket370) インテル 6,210~ 7,800
    Celeron 1.70GHz (Socket478) インテル 6,340~ 7,280
    Celeron 2.0GHz (Socket478) インテル 9,710~10,880
    Celeron 2.20GHz (Socket478) インテル 12,240~13,380
    Celeron 2.30GHz (Socket478) インテル 13,500~15,380
    Celeron 2.40GHz (Socket478) インテル 14,980~16,800
    Pentium 4 2AGHz (Socket478/FSB400) インテル 19,550~20,380
    Pentium 4 2.40GHz (Socket478/FSB400) インテル 19,870~21,580
    Pentium 4 2.50GHz (Socket478/FSB400) インテル 22,800~25,780
    Pentium 4 2.60GHz (Socket478/FSB400) インテル 28,700~30,980
    Pentium 4 2.4BGHz (Socket478/FSB533) インテル 19,570~22,000
    Pentium 4 2.53GHz (Socket478/FSB533) インテル 22,700~25,480
    Pentium 4 2.66GHz (Socket478/FSB533) インテル 28,450~30,980
    Pentium 4 2.8GHz (Socket478/FSB533) インテル 42,980~47,580
    Pentium 4 3.06GHz (Socket478/FSB533) インテル 64,980~74,680
    Pentium 4 3GHz (Socket478/FSB800) インテル 51,800~56,800
    Athlon XP 1700+ (SocketA/FSB266) AMD 6,980~ 7,980
    Athlon XP 1800+ (SocketA/FSB266) AMD 7,770~ 9,280
    Athlon XP 2000+ (SocketA/FSB266) AMD 8,880~11,280
    Athlon XP 2500+ (SocketA/FSB333) AMD 20,450~22,680
    Athlon XP 2800+ (SocketA/FSB333) AMD 41,480~47,680
    Athlon XP 3000+ (SocketA/FSB333) AMD 67,800~75,680

    今回の価格表には、現在発売停止中のFSB800MHz Pentium 4 3GHzの価格も掲載している。これは、ショップが当初価格表に掲載していた、または掲載予定だった価格。実際に発売が再開されたとき、この価格になるかは未定だ。この新製品の発表に合わせた全体的な値下げは行われていないが、全体的としては値下がり傾向にある。中でもPentium 4 3.06GHzや、Athlon XP 2800+、3000+といった上位モデルでは値下がりが激しく、Pentium 4 3GHzを意識したものだと言えるだろう。

    そろそろ一息ついた感のあるGeForce FX。エントリークラスである5200はもちろん、上位モデルの5800や5800 Ultraも在庫のあるショップが増えている。「種類も増え潤沢になって来たが、売れ行きも鈍ってきた」という声も聞けるほど。発売開始直後の入手困難さは無くなったといえるだろう。しかし5800 Ultraは、依然として流通は安定しておらず、現在並んでいる製品がなくなれば次が確実に来るという訳ではないようだ。ただ、価格が価格なだけに、飛ぶように売れていくというアイテムではなくなったそうだ。

    一方GeForce FX 5200は、種類・在庫量共に増え、今では通常のラインナップとして、選択肢に加えることができる製品になった。性能は際だったものではないが、1万円弱でDirectX 9環境を手に入れることができるというのがポイント。高い予算をかけたくはないが、たまにはゲームもしたい人にとってはオススメできる。今後、GeForce4 MXのシェアを奪っていくことになるのは、間違いないだろう。

    また、先日このコーナーでもお知らせした日本ギガバイトの製品発表展示会「GIGABYTE Expo SPRING2003 in 秋葉原」が4/12(土)13(日)とPRONTOリナックスカフェで開催された。詳しい内容はレポートとして掲載しているので、そちらを参照して欲しい。今回展示されていた製品には、これから発売される新製品のRADEON 9800 PRO搭載のVGAや、発表直前だったi875Pを搭載したマザーボードなど他では見られないアイテムがが多数出品され、人々の注目を集めていた。秋葉原に足を運ぶ際は、このようなショップ以外のイベントにも気を付けたいところだ。

    クレバリー1号店
    http://www.clevery.co.jp/

    スーパーコム
    http://www.comsate.co.jp/com1/

    パソコン工房 秋葉原店
    http://www.pc-koubou.co.jp/tenpo/akiba/

    ===今回見つけた気になるアイテム===

    ○新チップセット搭載マザーボードが続々登場中

    発表になったばかりのi875Pを搭載したマザーボードが、各社より続々と登場している。多くのショップで見かけたのがASUSのP4C800。価格は3万円前後と高めだが、ASUSのブランド人気もあり、CPUが無いにもかかわらず売れ行きがいい。また、MSIの「875P Neo-LSR」も販売しているのを確認。こちらは、i875PとICH5Rチップを採用したことで、シリアルATA RAID機能を利用することができる。それでいてご紹介頂いたOVERTOPでの販売価格は、24,480円とASUSより安い。さらに他のメーカーからも、この週末にかけて発売予定の製品が詰まっており、この週末は新マザーボードを一斉に見ることができそうだ。

    ASUS
    http://www.asus.co.jp/

    MSI 875P Neo-LSR
    http://henry.msi-computer.jp/company/press/press_release?pr_id=67

    OVERTOP
    http://www.messe.gr.jp/overtop/

    ○新たな省スペースの提案、昔に戻ったスタイルで片づけにも便利なPCを

    省スペースデスクトップというと、薄型であったり、液晶ディスプレイとの一体型、そして最近ではノートパソコンのキーボードだけというモデルも登場していたが、今回、また違うタイプの製品が登場した。それが、パソコンショップ アークに展示されているクイックサンの「ELIET2」。デスクトップキーボードを厚くしたかようなデザインは、MSXなどTVにつないでいたパソコンを思い出させる。残念ながらTVに接続することはできないが、液晶ディスプレイと組み合わせれば、キーボードスペース以外に場所を取らない、省スペースを実現できるだろう。

    マザーボードはオリジナルで、FDDやキーボードの接続にも専用コネクタを利用しているので載せ替えはできそうにない。使用しているチップセットはSiS651で、FSB400 / 533MHzのPentium 4に対応、スペック表示には、2.66GHzまでとなっている。なにぶん狭いきょう体に詰め込まれているため、拡張性はかなり犠牲になっている。PCIバスを利用する場合もライザーカードを使用し、光学ドライブを外して装着することになる。そのため、どちらを使うか選択しなければならない。現在はサンプル展示だけだが、今週末あたりに登場の予定だ。

    クイックサン
    http://www.quixun.co.jp/

    パソコンショップ アーク
    http://www.ark-pc.jp/

    ○GeForceに続いて、RADEONも最新モデルがデビュー

    GeForce FX 5800 Ultraが登場して、NVIDIAが一歩リードしたかに見えたVGAだが、負けじとATIのRADEON 9800 PROを搭載したVGAが発売になった。今回秋葉原にRADEON 9800 PRO一番乗りを果たしたのは、Connect3Dの発売した「Radeon 9800 PRO」。数は少なかったものの、GeForce FXの初期に比べれば豊富で、「1枚だけ」とか「1店だけ」ということはなかった。ご紹介頂いたスーパーコムでは、週末に入荷した製品が週が開けても残っており「価格が価格だけに、見に来てもなかなか購入してもらえない」という話も出ていた。同店での販売価格は、59,980円だ。

    RADEON 9800搭載製品に関しては、「今週末も入荷する予定がある」と話しているショップもあり、定期的に商品は登場してくるようだ。「FXよりはまともな供給をうけられるはず」ということだった。このRADEON 9800 PROの登場で、ハイエンドVGAはGeForceと共に世代交代。一歩先んじたGeForceも、供給が不安定だったことでリードをのばせなかったこともあり、これからが正面対決だ。

    Connect3D Radeon 9800 PRO
    http://www.connect3d.com/products/products_radeon_9800pro.htm

    スーパーコム
    http://www.comsate.co.jp/com1/

    ○ゲームやDVDに新しい楽しみ方を提案!

    この一見するとよくわからないアイテム、使い方はもう一枚の写真を見て欲しい。首の後ろからかけることで、スピーカーの音に合わせて振動が発生し、臨場感を増すというアイテムだ。接続方法は、スピーカー端子に差し込むだけとシンプル。当然、PCに限らずゲーム機やオーディオ機器でも利用できるが、常に音が鳴っているようなモノだと、マッサージ機のように震え続けることになってしまうそうだ。スタッフ曰く「オススメはバイオハザードやカーレースのように、音に驚かされるようなゲーム」だそうで、銃声や衝撃音に合わせて振動を味わえるようになる。コントローラーが揺れるのなら、今までもプレイステーションのデュアルショックを初めとしていくつかあったが首筋で震えるというのは、また一味違ったジャンルだ。ご紹介頂いたOVERTOPによると4月末入荷だそうだ。現在でも、店頭でデモを行っているので、興味がある人は一足先に体験してみよう。

    DU Electronics 3D VibroWoofer(韓国語)
    http://www.u-beat.co.kr/

    OVERTOP
    http://www.messe.gr.jp/overtop/

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