IDFプレビュー:2004年に向けた戦略をアピール - インテル、まもなくIDF-Jを開催

  [2003/04/04]

インテルは、4月9日より11日までインテル デベロッパ・フォーラム Japan Spring 2003(以下IDF-J)を開催する。インテルによると今回が5年目、10回目の開催となる。

4月10日のオープニングの基調講演では、まず米インテル上席副社長兼CTO(最高技術責任者)のパトリック・ゲルシンガー氏が登壇、技術・製造・製品開発におけるインテルの戦略方針を語るほか、Prescott、Dothanに採用される90nm製造プロセスなど製造技術についても概説する予定だ。つづいて米インテル モバイル・プラットフォーム事業本部副社長兼事業本部長のアナンド・チャンドラシーカ氏、米インテル ワイヤレス・コミュニケーションズ&コンピューティング事業本部副社長兼フラッシュ製品事業部長のダリン・ビラービック氏、米インテル副社長兼デスクトップ・プラットフォーム事業本部長のウィリアム・スー氏が登壇、2003年から2004年にかけてのインテルのモバイル技術の概説や、日本における携帯電話事業の戦略、同じく2003年から2004年にかけてのデスクトップ・プラットフォームにおけるインテルのロードマップ等を紹介する。

翌11日の基調講演では、米インテル上席副社長兼エンタープライズ・プラットフォーム事業本部長のマイク・フィスター氏が登壇し、2003年から2004年に向けたインテルのエンタープライズテクノロジを紹介する。特に、Itaniumプロセッサファミリの次期コアDeerfieldや、PCI Expressに対応したチップセットについても紹介される予定だ。続いて、米インテル インテル・コミュニケーションズ事業本部副社長兼ブロードバンド製品事業部長のグレンダ・ドーチャック氏、米インテル インテル・フェロー兼コーポレートテクノロジ本部コミュニケーションズ&インターコネクト・テクノロジ・ラボ ディレクタのケビン・カーン氏が登壇、日本のADSLやFTTHなどのブロードバンド産業へのインテルのコミットメントや、シリコン・ラジオ、ヒューマン・インタフェース、センサ・ネットワークなどの将来に向けた研究開発について紹介する予定だ。

今回のIDF-Jでは、日本市場に向けて「サーバ」「モバイル」「デジタルホーム」「携帯デバイス」などについての紹介に注力している。スポンサーの日本ヒューレット・パッカードが次期Itaniumプロセッサについてハードウェアとソフトウェアの両面から同社の戦略を解説するほか、PCI Expressを用いた次世代サーバ設計についてのテクニカルセッションもある。また、2004年のノートPCに必要とされる能力や機能の紹介、所在位置認識コンピューティングについても解説される。同じくスポンサーのNANYA(南亜科技)が、モバイル向けDDR-IIメモリや1T-SRAMなどについて解説する。これらの分野は世界的に見ても日本が先進的な位置にあるため、インテルとしても意識的に注力していく分野だと述べている。また、PCI Expressに関しても力を入れており、PCI-SIGがコミュニティブースを構えるほか、PCI Expressのみで技術トラックを設けている。

IDF-J Spring 2003は4月9日~4月11日の期間、千葉県浦安市のヒルトン東京ベイで開催され、期間中70時間に及ぶ15トラック、69セッションが開催される。また、過去最大規模の展示も行われる。会場では、ワイヤレスインターネットアクセス環境が用意される予定となっており、Centrinoプラットフォーム発表直後のIDFらしい雰囲気になりそうだ。

インテル デベロッパ・フォーラム Japan Spring 2003
http://www.intel.co.jp/jp/developer/idf-j/

インテル
http://www.intel.co.jp/

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