Planetary Society(惑星協会)が地球外知的生命体の探索を目的として進める「SETI@home(Search for Extraterrestrial Intelligence at Home)」プロジェクトは、探知された信号のうち、特に可能性の高いものを絞り込み、電波望遠鏡を用いた実際の検証段階に進むと発表した。3月18-20日にかけて、検証作業に計24時間が費やされる。
プエルトリコにある世界最大級のアンテナを装備したアレシボ電波望遠鏡には、「SERENDIP IV」レシーバーが設置されており、地球外から膨大な量の電波信号データを受信している。この中から、人工衛星や干渉電波、爆発エネルギーなどによって発せられたデータを解析し、探索候補から除外していくことによって、地球外の知的生命体の発見につながると考えられている。
解析には強力なスーパーコンピュータが必要となるため、当初は資金面での問題から、プロジェクトの立ち上げが見送られていたものの、1994年に、米国内の2人の科学者、David Gedye氏およびCraig Kasnoff氏によって、グリッドコンピューティング技術を利用する案が浮上。1999年5月、Planetary Societyの支援を得て、現在のSETI@homeプロジェクトが開始された。
プロジェクトに賛同するユーザーは、専用サイトからデータ解析プログラムをダウンロードし、アイドル中のPCパワーをSETI@homeのグリッドコンピューティングに提供する。こうしてインターネット上で結ばれた多数のユーザーのPCが、1台の巨大なスーパーコンピュータのように動作する仕組みになっている。
SETI@homeへの反響は、予想を大きく上回るものとなり、プロジェクト発表後の1年半で、データ解析プログラムをダウンロードしたユーザー数は250万人に達する勢いを見せた。現在は、毎日60万を超える受信データの解析が進められる、世界最大のスーパーコンピュータ性能を記録しており、米国カリフォルニア大学バークリー校(UC Berkeley)にて、解析データの分析が行われている。
これまでに費やされた4年の歳月の中で、約50億の電波信号データが探索候補として選定された。今回、そこからさらに絞り出された100-200の最有力候補に限って、アレシボ電波望遠鏡を用いた検証が行われることになっている。検証結果は専用サイト上にて公表が予定されており、今後の行方が注目される。
Grid Technology Producer UPDATES、実現しつある巨大な計算能力
【Global Grid Forum 7レポート】GGF初の日本開催、初日プレスセミナー
【レポート】バイオグリッドシンポジウム - 目指すはバイオとITの融合
SETI@home
Planetary Society
| クラウディアン、ストレージをサービス化するソフトウェアを発表 [16:22 5/24] |
| オージス総研、使用量を見える化するクラウド型の電力メーター管理サービス [16:19 5/24] |
| 富士通、早期退職の応募者数を発表 - 幹部/半導体で2454人、募集数を上回る [12:21 5/24] |
| ご当地キャラのSNS利用に関する調査 - くまモン・超神ネイガー・ふなっしー [11:43 5/24] |
| オウケイウェイヴ、FAQシステム最新版「OKBiz Support Ver.7.4」を発売 [11:31 5/24] |
|
東大など、「プロトン-カルシウム交換輸送体」の立体構造を解明 [17:05 5/24] 開発・SE |
|
岡山大、ヤマブドウ果汁が皮膚がんの発症を抑制することを発見 [17:00 5/24] 開発・SE |
|
カシオ、方位/気圧/高度/温度を正確に測るアウトドアウオッチ「PRO TREK」 [16:55 5/24] 家電 |
|
au損害保険、海外旅行のトラブルに役立つスマホ用アプリ「海外サポート」 [16:54 5/24] 携帯 |
|
TI、ARM Cortex-M3を搭載したZigBee 1チップ・ソリューションを発表 [16:30 5/24] 開発・SE |
4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!
働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー
あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。
転職に必要な情報が収集できます
企業からアプローチのメッセージが届きます。