CD-ROMとCD-Rを組み合わせたCDR-ROMディスク、米ODCが発売

      [2003/02/27]

    ディスクマスタリング・システムを開発する米Optical Disc Corporation(ODC)は、CD-ROMとCD-Rのハイブリッドディスク「CDR-ROMディスク」を発表した。これまで同様のフォーマットは存在していたが、標準的なCD-Rドライブで書き込みができるのは同社のCDR-ROMが初めてであるとしている。

    CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)は、読み出し専用で、音楽CD、ソフトウエア、ゲームなどの販売に幅広く利用されている。一方のCD-R(Compact Disk Recordable)は、一度だけデータを書き込めるCDだ。ODCが発表したCDR-ROMは、一枚のディスク上にデータが記録されたROMエリアと書き込み可能なCD-Rエリアが存在する。ODCによると、CDR-ROMはCDレコーダーの規格を定めたオレンジブックの仕様に適合しており、一般的なCD-Rライターでデータの書き込みが行えるという。容量は700MBで、CD-ROMエリアとCD-Rエリアの比率に制限はない。

    CDR-ROMディスクの利用例としては、コピープロテクション機能を備えたCD-R、特定のPCのみに対応するCD-ROM、Eコマース用にパーソナル化されたCD-ROMなど、主にセキュリティ機能でその特徴が活用されると見ている。また、追加アップデート機能を備えたソフトウエア、地域やターゲットごとにカスタマイズされたマーケティングCD-ROM、双方向トレーニング、各種テストなどにも利用できるとしている。

    現時点では、米カリフォルニア州にあるODC本社のみでCDR-ROMディスクを製造しているが、CDR-ROM技術のライセンス提供も検討しているそうだ。

    (Yoichi Yamashita)

    Optical Disc Corporation
    http://www.optical-disc.com/index.html

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