USB2.0とIEEE802.1xに対応 - Windows 2000 Service Pack 4 β1正式リリース!

 Windows 2000 SP4のバージョンは「Version 5.0(Build 2195 Service Pack 4,RC 4.036」となっている。

「Windows 2000 Service Pack 4 Beta Is Live!」と題して、米Microsoftは、2003年1月19日(米国時間)、Windows 2000の第4版となる修正プログラム集「Windows 2000 Service Pack 4(以下Windows 2000 SP4)」の"ベータ1"をベータテスターに向けて正式リリースした。2002年8月1日(米国時間)にWindows 2000 SP3が正式出荷されてから、約7ヶ月ぶりの新しいサービスパックの登場となる。

すでに一部の関係者には、昨年末の時点で今回のベータ1のプレビュー版が配布されていたが、正式にWindows 2000 SP4のベータバージョンがリリースされたのは今回が初めてとなる( http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/12/24/19.html )。

サービスパックとは、これまでリリースされた"修正プログラム"を1つに集約したものだ。適用することで、OSの信頼性、システムの安定性、セキュリティの脆弱性、アプリケーションとの互換性など、Windows 2000のリリース後に発見されたあらゆる問題が一括修正される。

 日本語版Windows 2000 SP4を適用したWindows 2000 Professoinalのデスクトップ。動作は極めて安定している。

今回の"ベータ1"が含むアップデート内容は、次の通りとなっている。

(1)USB 2.0のサポート

USB 2.0(Universal Serial Bus 2.0)ドライバが標準サポートされる。USB2.0は、USB 1.xの上位互換のシリアルインタフェースで、最大480Mbit/秒(USB 1.xの40倍相当)の転送速度を誇る。

具体的には、USB 2.0規格に対応したUSBコントローラ「EHCI(Enhanced Host Controller Interface)」をサポーすることで、ハイスピードモードの動作やデバイスマネージャの正常認識に対応できるようにする。

ただし、ベータ1でサポート対象になっているEHCIは、NEC PCI to USB Enhanced Host Controller B0、NEC PCI to USB Enhanced Host Controller B1、Intel PCI to USB Enhanced Host Controller、VIA PCI to USB Enhanced Host Controllerのみとなっている。

ちなみに、USB 2.0ドライバ単体だけならWindows Updateからでも入手可能となっている(対応コントローラが実装されている場合のみ)。

(2)IEEE 802.1x 認証のサポート

標準的なセキュリティプロトコルIEEE802.1x認証が標準サポートされる。IEEE802.1xは、LAN内のユーザ認証の方式を定めた規格。主にIEEE 802.11bなどの無線LANでのユーザ認証に使用されている。

具体的には、IEEE 802.1x認証を有効にするサービス「Wireless Configuration」を追加し、それを制御するためのユーザーインターフェイス「[認証]タブ」をネットワーク接続のプロパティに追加する。これにより、無線LANでデータを送信したときに、オフライントラフィック分析、ビット反転、および悪質なパケットの挿入などの攻撃を大幅に軽減することができる。

(3)Internet Explorer 5.0xのアップデート

Windows 2000に標準で組み込まれているInternet Explorer 5.0xが更新される。セキュリティホールに対する修正が中心で、最終更新バージョンが"SP4(5.00.3700.1000)"にアップデートされる。IE 5.5/6.0は対象外となっている。

(4)Windows 2000の正式出荷以降にリリースされた修正プログラムをすべて収録

Windows 2000の製造工程向けリリース「RTM(Release To Manufacture)」が確定してから、これまでに発見された1000種以上のプログラムのバグを修正するためのHotfix(修正プログラム)がまとめて収録されている。なお、どのような不具合が修正されるかは、Hotfixが多数のため割愛する。

(5)セキュリティの強化

Windows 2000のコードに潜むセキュリティホールが修正される。Windows 2000の正式出荷以降にリリースされた重要なセキュリティ修正プログラムがまとめて収録されている。これにより、サービス拒否攻撃に対する脆弱性、バッファオーバーフローの問題、認証エラーの問題など、Windows 2000におけるあらゆるセキュリティホールが修正される。

○正式出荷は「第3四半期頃」の予定

今後のリリーススケジュールについては、Windows 2000 SP4開発担当のMicrosoft Windows Sustained Engineeringチームによると、第2四半期頃(4月~6月)に製造工程向けリリースRTM(Release To Manufacture)版を完成させたいとしている。ちなみに、このスケジュールはあくまでも米Microsoftの社内目標であり、開発の進行状況によっては変更される可能性があるとのことだ。

また、一般ユーザーに向けての配布は、RTMのリリース後になるため、現時点では7月~8月頃という見方が濃厚だ。Windows 2000 SP4の配布方法については、現在のところWindows 2000 SP3の場合と同様、MicrosoftのWebサイトからのダウンロード、専用CD-ROMの郵送、雑誌などへのCD-ROM収録が予定されている。

すでに、MicrosoftではWindows 2000 Professoinalの後継製品「Windows XP」の販売と次期WindowsサーバーOS「Windows Server 2003」の移行を強力に推し進めているが、エンタープライズを中心にWindows 2000の勢力は依然として衰えていないのが現状だ。このため、今回のWindows 2000 SP4の開発およびリリースは、Windows 2000を現行運用している企業ユーザーを中心に高い期待が寄せられている。

(ワタリヒカル)

 Windows 2000 SP4のセットアップウィザード。導入手順は、Windows 2000 SP3の場合とほぼ同じ。ちなみに、Windows 2000 SP4本体のファイルサイズはネットワークインストール版で約130MB程度になっている。

 追加機能として、IEEE 802.1x 認証がサポートされた。サービスに「Wireless Configuration」が追加される。

 Windows 2000 SP4インストール直後の「Wireless Configuration」サービスは停止状態になっている。

 「Wireless Configuration」サービスを手動で開始させると、ネットワーク接続のプロパティにIEEE 802.1x認証を制御するための「認証」タブが追加される。

 IE 5.01が最新バージョン"5.00.3700.1000"にアップデートされる。IE 5.5/6.0は対象外となっており、別途IE5./6.0用のService Packおよびセキュリティ修正プログラムをダウンロードする必要がある。

Microsoft
http://www.microsoft.com/



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