日本製ゲームソフトなどの海賊版の中国での実態 - ACCSが調査

 
本物と見紛う、人気ソフトの海賊版

コンピュータソフトの著作権保護と啓蒙活動を推進している、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、昨年実施した中国都市部におけるコンピュータソフト市場実態調査の結果を報告した。日本で作成されたゲーム機、パソコン用ソフトなどを、違法に複製したものが多数売られている。以下、ACCSの報告から主な事例を紹介する。

北京には、いわば、北京の秋葉原、といえる電気街「中関村」地区があるが、当地のパソコン・電器製品市場で、パソコン向けゲームソフトの海賊版が販売されており、1タイトルあたり10-30元(約150-450円)程度の価格がついている。また、スーパーマーケット、個人商店では、「プレイステーション」「プレイステーション2」用の海賊版ソフトが流通しており、1タイトルあたり15元前後(約225円)で売られている。

6作品を1本のパッケージにしている例も

上海では、繁華街にある中国系資本の百貨店で、パソコン用ゲームソフトの海賊版が1タイトルあたり20-25元(約300-375円)で販売されているほか、個人商店で、プレイステーション2用ソフトの海賊版が取り扱われ、こちらは、1タイトルあたり12元(約180円)だった。

そのほか、広州にある、電気製品小売店が集合しているビルで、「プレイステーション2」用ソフトの海賊版が1タイトルあたり15元(約225円)で販売されている。さらに、ゲームボーイアドバンス用のソフト数十タイトルを1つのカートリッジに収めた海賊版が65元(約975円)で売られていた。

これら、中国を含め、アジア地域での海賊版による被害額はおよそ1兆円におよぶ、とさえいわれている。ACCSでは、日本レコード協会、文化庁などとともに、すでに中国当局に対し、著作権侵害行為の取り締まりや司法制度の充実化などを要請しているが、今後、情報交換など、中国の中央、地方の当局者との連携を強め、いっそう、海賊版対策を展開していく方針だ。

Xbox、海賊版ソフト問題で揺れる中国・香港での発売は?
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/16/20.html

3万本のゲームソフト海賊版をネットで通販していた男を逮捕
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/03/16.html

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
http://www.accsjp.or.jp/



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