アップル、新iMacを公開 iPod対応スノーボード・ジャケットBurton Ampも

      [2003/02/07]

    アップルコンピュータは、4日に発表された新しいiMacを報道関係者向けに公開した。またFinal Cut Expressの詳細を説明するとともに、1月のMacworld San Franciscoで公開されたBurtonのゴアテック素材のジャケット「Burton AMP」を披露した。

    ○iMacはマイナーバージョンアップ、しかしお買い得に

    iMac

    フラットディスプレイを搭載したiMacが登場して1年、いよいよCPUが1GHzの大台に乗ったiMacの17インチモデルだが、新しい点はCPUだけではない。メモリがSDRAMからDDR SDRAM(PC2100)対応へと変更になったほか、グラフィックスはnVIDIA GeForce4 MX 32MBから同64MBに拡張された。HDDはATA/100、7,200rpmと高速になり、SuperDriveも4倍速書き込みに対応した。

    その他、IEEE802.11g準拠のAirMac ExtremeとBluetoothへの対応が新しい。なお、BluetoothはアップルストアのBTOオプションのみの提供で、ユーザーが自分で増設することはできないようになっている。AirMac Extreme、Bluetoothともに本体底面に取り付けられる。

    iMacの15インチモデルはPowerPC G4 800MHz、HDD 60GB(ATA/66、7,200rpm)、メモリ256MBなどとなっており、17インチモデルに比べてスペックは低いものの159,800円という低価格を実現した。17インチモデルも3万円近い値下げをしており、「パフォーマンスが向上して値段が下がった、非常にお買い得なモデル」(同社)とする。

    なお、今回からOSはMac OS 10.2.3となり、OS 9は利用することができない。同社曰く、ディスクがあってもOS 9を起動することはできない、とのこと。

    ○プロフェッショナルの機能をコンシューマーに - Final Cut Express

    「Final Cut Express」は、プロ向けのビデオ編集ソフト「Final Cut Pro」の廉価版にあたる。「プロのようにビデオ編集」というキャッチコピーが設定されているが、そのコピー通り、「プロが使う物ではないが、プロ並みの編集ができる」というソフトで、廉価版といってもその機能は非常に豊富だ。

    Final Cut Express

    フィルタやトランジション、エフェクトは200種類以上を搭載。Proにも同梱されているタイトルツール「Boris Calligraphy」が付属するほか、Photoshopレイヤーのサポートなど38,400円という価格でこれだけの機能を持つソフトは他にはない、と同社では自信を見せる。

    位置づけとしては、iMovie 3とFinal Cut Proの間を埋める形になり、iMovieでは物足りなくなったけど、Proには手が出ない、というユーザーを対象に販売される。

    Proと全く同じユーザーインタフェースで、リアルタイムエフェクトプレビューに対応する。特別なハードを必要とせず、CPUだけでプレビューができるため、例えばPowerBookでもプレビューできる点が特徴だ。ただし、それなりのCPUパワーは必要とする。

    Proにはない機能としては、iMovieのプロジェクトを読み込める点がある。iMovieで作ったプロジェクトをそのまま読み込み、再利用することができるので、まずは無料のiMovieでビデオ編集になじみ、慣れてきたらFinal Cut Expressに移行する、といった手順も可能だ。もちろん、ExpressのプロジェクトをProで読み込むこともできる。

    最大99個(ネストすれば無制限)のビデオトラックを扱えるなど、非常に高度な作業も可能になっている。

    ○寒さに負けずにiPodを操作できるジャケット

    Burton Amp

    Macworldで公開されたBurton Amp Jacketがお披露目。これは、3層のゴアテックス素材で構成されたスノーボード・ジャケットで、Burton SnowboardsとAppleのコラボレーションによって実現した。

    両社のCEOであるJake Burton氏とSteve Jobs氏が意気投合し、1~2カ月で作り上げてしまったというこのジャケット。左胸にはiPod用のポケットがあり、インタフェースモジュールにiPodを接続する。モジュールからは左腕先のコントローラとイヤホンにそれぞれ信号を送る。


    iPodは左胸の外ポケットに収納。外ポケットはさらにファスナーを閉じてカバーできる
    左腕にあるコントローラ。完全にiPodを操作できるわけではないが、音楽を聴く分には問題ない

    タグにはiPodのロゴが

    すべてジャケットの内側にしまわれ、コントローラも腕にあるので、わざわざジャケットのファスナーを開けなくてもいい。Burtonのジャケットということなので、当然雪山での利用が想定されているため、極寒の地で手袋を外さなくても操作できるようになっているわけだ。なお、全世界で20名ほどがチェックのために実際に着用しているのだという。

    ちなみにこのジャケットは、日本では販売方法や価格などは未定。12日からパシフィコ横浜で開催される「SNOWBOARD JAPAN 2003」で1着のBurton Ampが展示され、その場で詳細が発表されるとのこと。

    アップル、高速化された「iMac」新モデルを発表
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/02/05/50.html

    アップル、"i"ソフトの統合版やプレゼンツールなど新アプリを続々投入
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/08/14.html

    【Macworld 2003 レポート】スティーブ・ジョブズ氏基調講演(1)、高速ターボブラウザ「Safari」発表
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/08/19.html

    アップルコンピュータ
    http://www.apple.co.jp/

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