まさしく"ハロ"的なボール形PCがルーポより登場、マザーはVIA EPIAを搭載

      [2002/12/19]

    オリジナルパソコンの製造・販売などを行っているルーポより、本体ケースがなんと球形というPC「Z×L Artemis」シリーズが登場した。ケース素材には2mm厚のアルミを使用しており、直径は約25cm、カラーはシルバー、緑系などのほか、各色オーダーメイドにも対応する予定だ。

    本体カラー:シルバー
    本体カラー:緑

    まだ開発中であるため仕様に関しては全て仮の段階だが、マザーボードにはVIAの「EPIA」シリーズを採用し、200W電源、40GB HDDを搭載する。本体ケースは、新幹線から人工衛星にまで採用された実績があるという「へら絞り」と呼ばれる工法で加工されており、ひとつひとつ職人の手による製作で、それぞれの製品の微妙な違いが量産品にない味わい出している。

    直径25cmというコンパクトなケースは上部、下部の半球に分かれており、下半球に電源以外のPC構成パーツ全てが搭載される。最下層にHDD、その上部にマザーが格納され、蓋を挟んださらに上にはスリムタイプのCDドライブも搭載する。上半球はCDドライブのカバーのようになっており、CDドライブ使用時には、本体脇のボタンを押すことで数cm程度浮き上がるような仕組みになっている。

    本体最下層に格納されるHDD
    搭載されるEPIAマザーボード
    本体後方から見たところ。半球の上にCDドライブも乗っている
    CDドライブを使用する時はこのように上半球が浮き上がる

    本体が丸いのでそのままでは転がってしまうが、スタンドとしてアクリル製の台が付属する予定で、電源もこの内部に収納できるという。セットPCとしてのほか、ケース単体での販売も予定しており、価格はケース単体で5万円以下、PC本体で10万円以下になるよう開発が進められている。予約の受付は20日より開始され、出荷は来年1月末頃開始される予定。現在、店頭での展示は行われていないが、20日13時から21日17時まで、秋葉原の若松通商本社ビルで展示される予定とのことなので、気になる方は要チェックだ。

    同社は今後、他社にないような独自商品を提供していきたいとしており、来年1月にはガルウィング搭載のコンパクトPCなども発表される予定だ。今やPCはパフォーマンスそのものよりも、静音性やオリジナリティなど、楽しさ・快適さなどもユーザーに重視されるようになってきている。同社の今後の商品にも期待したい。

    【コラム】ビジネス創世記 第49回 執筆=山口哲男 「花屋さんの心」でパソコンの製造販売に挑む(1)
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/05/08/03.html

    ルーポ
    http://www.lupo.co.jp/

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