【秋葉原レポート】年末ボーナス・クリスマス商戦真っ最中、その出だしは?

    CRN  [2002/12/18]

    先週はボーナスが支給になる企業が多く、週末には秋葉原にも普段より多くの人が訪れた。しかし不況の影響は大きく、何処のショップも口をそろえて「昨年より落ち込んでいる」という答えが返ってくる。中には「ほとんど年末・クリスマス商戦という気配も感じない」という声もあるほどだ。これには、不況により財布の紐が堅くなっているというだけでなく、思わず購入したくなる魅力的なアイテムが少ないというのも大きい。

    最近の新製品で話題性が高いものと言えば、E7505やE7205といった新チップセットを搭載したマザーボードだ。ワークステーションやサーバー向けということもあり、マザーボードの価格も高いのだが、だからこそボーナス商戦では目玉となりうるアイテムだ。しかし肝心の製品がなかなか確保できず、売りたくても売れないというのが実情だ。CPUも最上位であるPentium 4 3.06GHzが単品販売出来るようになったものの、数は少なくまだまだ入手は難しい。

    また、Athlon XP 2700+にもリテールパッケージが登場している。こちらも数はそれほど多くないが出足も鈍く、バルク品もあるので入手は簡単だ。

    相変わらず高い人気の記録型DVDドライブ。先週末には、ついに松下電器からDVD-RAM/-R/-RWドライブの最新モデル「LF-D521JD」が登場した。今の記録型DVDドライブ人気の口火を切ったのもマルチドライブであるアイ・オー・データ機器の「DVR-ABH2」だったが、違いはカートリッジタイプのDVD-RAMを利用できるということ。ディスクタイプよりもホコリなどに強く、信頼性でこちらを好むユーザーも多い。そのため、書き込み速度ではDVR-ABH2と差がないこのLF-D521JDを待っていたい人も多いようだ。実際に、発売の情報が流れると開店前からドライブ目当てにショップに並ぶ人も出たほど。入荷量が極端に少ないというわけでもないようだが、人気の高さから購入するのは大変だ。またDVD-Rドライブでは、4倍速書き込みに対応したドライブの新製品でTEACの「DV-W50EK」が登場している。こちらは今まで並んでいたパイオニアのDVR-A05-Jとスペック的にはかわらず、価格が3,000円程度安いのがポイントだ。しかし付属ソフトにオーサリングソフトが含まれていないため、DVD-videoを作りたい人は、別途ソフトを入手する必要があるので注意したい。

    この年末商戦では、記録型DVDが人気アイテムになっているのは間違いなく、DVD-RAM/-R/-RWの書き込みが行えるマルチドライブが、一番入手は難しそうだ。4倍速書き込みのDVD-Rドライブは、多くのショップでどれかしらの在庫を見ることができたが、マルチドライブは、品切れになっているショップも多かった。特に新製品の「LF-D521JD」は、入荷してないショップもあり、事前にショップに確認するなどの手段をとった方がいいだろう。

    それと以前にご紹介したファンレスのCPUクーラー「NCU-1000」が発売になった。しかし前回ご紹介頂いたCUSTOMでは、入荷するも即完売。現在は予約者も多く、年内に購入するのは難しいようだ。量産に移るのは来年の2月からになるとのことなので、しばらくは秋葉原でもレアなアイテムとなりそうだ。また独特のファンを搭載した電源として紹介したザワードの製品がついに今週末入荷するという話も併せて伺った。ファンは5,980円、電源は18,800円になる。

    クレバリー1号店
    http://www.clevery.co.jp/

    スーパーコム
    http://www.comsate.co.jp/

    パソコンショップ アーク
    http://www.ark-pc.jp/

    ===今回見つけた気になるアイテム===

    ○自分で光らずとも、ケース内部のドレスアップに貢献

    電源を使わずとも発光するIDEケーブルが登場した。その構造は、ケーブルが蓄光製の素材で覆われており、光を当ててから暗くするとうっすらと光るようになっているというシンプルなもの。VANTEC製の「MARO46」という製品で、UltraATA133対応のスマートケーブルで長さは46cm。ご紹介頂いたCUSTOMでは、1,460円で販売中だ。普通のスマートケーブルと考えても高いものではないので、ちょっとしたお遊びに使えるだろう。

    VANTEC
    http://www.vantecusa.com/

    CUSTOM
    http://www.pc-custom.co.jp/

    ○オリジナルの付属品が色々ついた、一風変わったマザーボード、箱のボリュームも満点

    スーパーコムでご紹介頂いた、CHAINTECHの「7NJL1」は、箱の厚みが普通のマザーボードの2倍もあるちょっと変わった製品。この厚みの理由は、付属品の多さだ。一般的なマザーボードにあるIDEケーブルやFDDケーブル以外にも、USBとサウンドインタフェースを前面からアクセスできるボックスに、ヘッドフォンまでついている。ケーブル類も普通のフラットケーブルではなく、スマートケーブルと豪華だ。採用しているチップセットは、nForce2-STで、LANやUSB2.0も搭載している。それでいて同店での販売価格は、15,680円と付属品が多い割りに他のマザーボードと大きく変わらない。ボード自体も、クーラーが金色に輝いていたり、コネクタが黄色だったりとおもしろい構造だ。

    CHAINTECH
    http://www.chaintech.com.tw/

    スーパーコム
    http://www.comsate.co.jp/

    ○電源にまで健康ブーム?マイナスイオンを放出して、体をリフレッシュ

    パソコンの直接的なスペックとは関係ない進化を繰り広げている最近のPCパーツ。静かだったり、光ったりと電源も色々登場していたが、今回はマイナスイオン発生器を搭載する製品が登場した。さらに変わっているのが、付属品に手袋があるところ。これは、外装がクロームメッキ風にコーティングされているので、その取り扱いのためのようだ。コネクタも黒いパーツを使うなど細かいところにもこだわりがあり、高級感を見せている。電源としては、マニュアルのファンコントロール機能を搭載し、電源容量は350W。ご紹介頂いたパソコンショップ アークでは、7,960円で販売中だ。

    JUSTY SP-350PS-1M(KAIZER)
    http://www.justy.co.jp/search.asp?num=SP-350PS-1M(KAIZER)

    パソコンショップ アーク
    http://www.ark-pc.jp/

    ○やっとボードの機能を発揮できる、6.1チャンネルスピーカーがクリエイティブより登場

    Sound Blaster Audigy2は、6.1チャンネルに対応したサウンドカードだが、肝心のスピーカーがクリエイティブからは登場していなかった。だが、ついにその力を発揮させるスピーカーセット「Creative Inspire 6.1 6600」が発売を開始した。ご紹介頂いたOVERTOPでは、16,171円で販売中。スピーカーを7つ設置することになるので、それだけでも場所が必要だが、どうせならボードの持つ力を発揮させたいところだ。この2つを組み合わせれば、ドルビーデジタルEXサウンドの再生も楽しめる。

    Creative Inspire 6.1 6600
    http://japan.creative.com/products/speakers/inspire_6600/

    また以前ご紹介したEgoSystemsのキャンペーン品だったコネクタが変換できる光ケーブルが単品での取り扱いも開始になった。長さは1mで、価格は1,905円。コネクタ形状の違うデジタルオーディオ機器とPCを接続するのも、これ一本でOKなのは便利だ。

    OVERTOP
    http://www.messe.gr.jp/overtop/

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