J-フォンは、国内だけでなく海外でも利用できる、第3世代携帯電話サービス「Vodafone Global Standard」を12月20日から開始する。当初のコンテンツは、通話、下り384kbpsの高速データ通信、テレビ電話などで、J-スカイなどは来年夏頃から着手する。サービスを利用できるのは、首都圏(国道16号線内)をはじめ、北海道から沖縄まで、全国865市区町村で、全人口の約71.1%が含まれる。端末は、国際ローミングのための、W-CDMA、GSM双方に対応するデュアルモード携帯電話機など3機種を発売、初年度で100万台の販売を目指す。
国内での主要サービスは以下の通り。データ通信としては、上り最大64kbps、下り最大384kbpsのベストエフォート型のパケット通信ができる。通信料は1パケット(128バイト)あたり0.2円で、接続時間ではなく、送受信データに応じた従量制課金となるほか、64Kデジタルデータ通信も利用でき、こちらは、接続時間に応じた課金にしている。TV電話機能「TVコール」は、64Kデータ通信を基盤にしており、動画品質は、毎秒15コマの高速モード、同7コマの標準モード、同5コマの高画質モードの3つを用意している。また、「ショートメッセージサービス(SMS)」では、J-フォン端末同士で、全角70文字に相当する140バイトまでの文字メッセージを送受信することができる。送信料は1通5円だ。このサービスは、英国のボーダフォンの端末とのやり取りも可能で、順次、他の事業者にも対応していく予定だ。
「Vodafone Global Standard」は、国際標準規格「3GPP」に準拠しており、W-CDMAとGSMに対応するデュアルモード携帯電話機であれば、海外にもっていった場合、そのまま使える「オートローミング」機能を備えているとともに、「USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード」と呼ばれるICカードを用い、同カードを装着できるGSM携帯電話により、カードの差し替えでローミングができる「USIMローミング」機能を用意している。
ローミングできる領域は当初50カ国だが、2003年1月には、音声通話では、北米、南米、オセアニア、アジア、欧州、アフリカの63の国および地域で、SMSは60の国、地域、パケット通信は、英国、イタリア、オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ポルトガルで利用できるようになり、日本人の渡航先の98%を網羅する。同社ではローミング料金を低く設定、米国発日本国内向け通話の場合、他事業者と比べ最大で57.6%安くなるという。
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| NEC製の「V-N701」 |
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| ノキア製の「Nokia 6650」 |
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| 三洋電機製の「V-SA701」 |
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| J-フォンのダリル・グリーン社長 |
J-フォン、スペイン-日本間での3G携帯電話の国際ローミング実験に成功
J-フォン、第3世代サービスを12月に延期 - 6月から首都圏で試験サービス
J-フォン
http://www.j-phone.com/
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