米Intel、ニューメキシコ州Fab 11Xの300mmウエハ対応を完了

      [2002/10/24]

    米Intelが20億ドルの費用をかけて拡張工事を進めていたニューメキシコ州リオ・ランチョのFab 11Xで、300mmウエハ対応の製造施設が稼働開始した。

    Fab 11Xでは、まず0.13μmプロセスにおける300mmウエハで生産を行い、2003年には90nmプロセスへと移行する。クリーンルームの面積は20万平方フィートとなっており、オレゴン州ヒルズボロのD1Cで確立された最新の製造技術を受け継ぐ量産工場という位置づけとなる。

    300mmウエハは、現在用いられている200mmウエハに比べて表面積が225%となり、1枚からとれるダイも240%となるため、製造効率の向上とコスト削減が実現する。加えて、最新の量産技術が導入されたFab 11Xでは、チップ一つあたりの製造に使用する純水や排出物の量も大幅に抑えられる。200mmウエハ対応の製造工場と比較すると、使用する純水が42%減、排出される揮発性有機化合物が48%減、製造にかかるエネルギーの消費量は約40%減となるそうだ。

    現在、Intelは、アイルランド・キルデア州レイクスリップでも300mmウエハ対応の製造施設Fab24の建設を進めている。Fab24は世界的な景気低迷で一時的に建設が中断されていたが、今年4月に再開された。稼働予定時期は2004年上半期で、90nmプロセス技術に対応した製造工場になる見通しだ。

    (Yoichi Yamashita)

    関連記事
    インテル、中断していたFab24の建設を再開 04年には製品を出荷
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/26/19.html

    積極的投資を継続することこそが成功の鍵 - インテルCEO バレット氏が提言
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/03/01/19.html

    インテル、0.13μmプロセスと300mmウエハの組み合わせによる量産技術に目処
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/03/08.html

    Intel
    http://www.intel.com

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン