Intelがライトフィールド・マッピング技術のツールキットを公開

      [2002/10/03]

    Intelは、Light Field Mapping(LFM)技術を導入するためのツールキットを公開した。これによりゲームデベロッパーや開発者は、実写に近い3D画像をリアルタイムで処理するインタラクティブ・アプリケーションを開発できるようになる。

    LFM技術を用いて生成したイメージ。多数の物体の再現にも適している

    LFMは、物体(オブジェクト)の光の反射特性を正確にモデリングするソフトウエア技術である。LFMをベースとしたモデルは、物体の3D形状だけではなく、表示可能なあらゆる視角から見た形状を正確に表現する。また、描画する情報量が膨大であっても、データフォーマットが非常にコンパクトにまとめられるため、PC上にインタラクティブに表示することができる。

    LFMベースのソフトウエアは、Open Source Light Field Mappingツールキット(OpenLF)として配布される。同ツールキットには、デジタル画像から3Dイメージを構成するソフトウエアやLFMオブジェクトをプレイバックするためのコードなどが含まれる。

    LFM技術の用途としては、3Dゲームやバーチャルリアリティなどが考えられる。また、複雑な表面反射特性を持つ物体でも外観を正確に再現できるため、3Dスキャナー業界での活用も考えられる。Intelは、グラフィックスハードウエア・メーカーにLFM技術の採用を働きかける一方で、3Dスキャナー開発企業ともLFM技術を生かしたスキャンイメージの開発を進めている。

    (Yoichi Yamashita)

    Intel Research
    http://www.intel.com/research/index.htm

    ライトフィールド・マッピング
    http://www.intel.com/research/mrl/research/lfm/
    http://www.intel.co.jp/jp/home/technology/lightfield.htm

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