【秋葉原レポート】新製品の嵐が来る前に、現実の台風が関東上陸! 秋葉原も厳戒態勢

    CRN  [2002/10/01]

    大型台風が関東を直撃。秋葉原も夕方近くになると激しい雨が降り始めた。台風の強さを印象づけたのが、神田消防署の消防車による巡回だ。風で飛ばされそうな物の固定と、水漏れ対策の注意を呼びかけていた。天気だけでなく、今日から10月ということで決算を終えたばかりのショップ・代理店も多く、新製品も少なかった。

    先週末活気があった製品と言えばHDDだ。大容量モデルが続々と登場し、世代交代が一気に進んだ。今週入荷と思われていたSeagateのBarracuda ATA V 120GBモデルも、一部ショップでは先週末に登場。少数入荷だったこともあり、あっという間に売りきれとなってしまったそうだ。次期入荷予定も不明とのことだったので、今週入荷するショップでも、入荷量は多くはないだろう。狙っている人は、ショップの新着情報に注意が必要だ。さらにIBMからも60GBプラッタ採用モデルが発表された。現在ショップに並んでいるDeskstar 120GXPには無かった、流体軸受けを採用している点にも注目だ。発表から実際に店頭に並ぶまでの期間ははっきりとしていないが、早ければ今月中旬にも見ることができそうだ。

    マザーボードでは、インテルの新チップセット搭載モデルが今週末に登場すると噂されている。すでにインターネットを通じて多くの情報が流れていたり、一瞬とはいえ実際に店頭に並んだこともあったため、買い控えも発生しているようだ。

    Athlon XP 2400+は9月中には登場するという話があったのだが、現実には店頭に並ぶことはなかった。ショップでも「今週末に入荷するかもしれないけれど、9月中に出なかったからなあ」と正確なところはわからないようだ。さらに上位の2600+も今月中旬に入荷するかもしれない、という話も聞けたが、やはり正確なところは未だ不明だ。だが、以前は噂にすら登場していなかったので、貴重な一歩といえるだろう。

    新製品の登場が続いたVGAや書き込み型DVDドライブでは、従来製品の値下がりが激しい。VGAでは、人気ブランドのカノープスが、GeForce4 MX460を搭載したWF17とGeForce4 Ti4600を搭載したWX25で10%程度値下がりしている。しかし元々価格の高い製品のため、新しい価格でも他社製品の2倍近い。一方、書き込み型DVDドライブでは、DVD-R/RWや、DVD-RAM/R、DVD+R/+RWと各陣営の単機能モデルが値段を下げている。やはり、複数のフォーマットに対応したマルチドライブの存在が同価格帯で登場した影響は大きく、従来の35,000円前後から30,000円前後にまで下がった。これにより、使いたいフォーマットが決まっているユーザーには、お買い得感が高いアイテムになったと言えるだろう。この値下げは、ショップだけでなくメーカーでも行っているので、全般的に買いやすいハズだ。

    今週末には、9月末に発表されたクリエイティブのSound Blaster Audigy 2も登場予定。DVD-Audioを再生できるソフトが付属しているのもポイントだ。最近では、マザーボードのオンボード音源を利用する人も多いが、元祖サウンドカードたるSound Blasterの新製品だけに注目したい。

    ===今回見つけた気になるアイテム===

    ○「ビデオをDVDに」をアピールするキャプチャカードがアダプテックより登場

    「他のジャンルではメジャーなのに、キャプチャカードでは新人」というのは、ELSAが記憶に新しいが、この製品も同じことがいえる。SCSIカードやUSB2.0カードなど、インタフェースカードでお馴染みのアダプテックより、ハードウェアMPEG-2エンコードに対応したキャプチャカードが登場した。「VIDEOh! DVD-PCI」という製品名からもわかるとおり、ビデオをDVDに変換することを前面に押し出した製品でチューナー機能は無い。ご紹介頂いたクレバリー1号店では、15,480円で販売していた。

    アピールポイントの「ビデオをDVDに」は、付属のSonic MyDVDで、キャプチャから編集、DVDへの書き込みまでを一気に行えることにある。チューナーを搭載していないので直接のTV録画は行えないが、現在持っているビデオライブラリをDVDにしたい場合、ドライブとセットで購入するのにも安い価格がポイントとなりそうだ。

    アダプテックジャパン VIDEOh! DVD-PCI
    http://www.adaptec.co.jp/product/capture/dvd_pci/index.html

    クレバリー1号店
    http://www.clevery.co.jp/

    ○地味な進化、だけど海外製品には無い魅力が

    今回DOS/Vパラダイス ネットワークセンターでご紹介頂いた、メルコの「IGM2-FSAC-SP」は、ADSLモデムを接続する際に必要となるスプリッタだ。では何が新しいかというと、様々なノイズ除去機能や、雷サージ遮断機能を備えているのに加え、スプリッタ並列接続時もナンバーディスプレイが使用できるということだ。ナンバーディスプレイという日本のサービスに正式対応できるのは日本の製品だけ。ナンバーディスプレイサービスを利用しながらADSLも使いたい人にお勧めの一品。同店での販売価格は、2,280円だ。

    メルコ IGM2-FSAC-SP
    http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/i/igm2-fsac-sp/index.html

    DOS/Vパラダイス ネットワークセンター
    http://www.dospara.co.jp/nwc/

    ○5インチベイを埋める、多機能なHDDマウンタ

    このHDDマウンタ、ただ単に3.5インチHDDを5インチベイに固定するだけで無く、冷却用ファンの搭載や、ファンコントローラ、温度センサ、USB2.0に対応した前面インタフェースなど様々な機能を兼ね備えているのが魅力だ。3種類あるラインナップは、この基本機能を備えた「MB-100」に加えて、POSTコード検出表示機能を備えた「MB-200」、前面インタフェースの代わりに電源電圧監視モニタLEDを搭載した「MB-600」となっている。

    価格は、ご紹介頂いたCUSTOMで、MB-100が6,980円、MB-200が8,980円、MB-600が9,800円となっている。電源電圧を監視できるというのは、新しいアイデアだ。マシンが正常に動作しない要素の1つに電圧降下があげられるので、トラブルの割り出しに役立つだろう。またアルミフレーム構造なので高級感があり、ケースのデザインを損なう心配もない。

    タオ エンタープライズ MagicBox
    http://www.taoenter.co.jp/product/mb.html

    CUSTOM
    http://www.pc-custom.co.jp/

    ○こだわりのアイテムが使いやすくなり、手ごろな価格で復活

    一部のオーディオマニアに人気があり、PCでもマニアからの人気を集めた接点導通剤が、ペンタイプという使い易い形で復活した。以前人気のあったSETTEN No.1は、ハケで塗るタイプであったので、ちょっと使いにくい所があった。しかしペンタイプの「SILVERCONTACT-PEN」なら、気軽に接点に塗ることがきる。価格も、3,000円以上していた従来製品の半額近くで購入できる。今回ご紹介頂いたOVERTOPでは、1,620円だった。実際にその効果の程が確認できるかは、ユーザーの環境に寄る部分も大きいが、ちょっと上級者気分を味わってみたい人、また音にこだわりたい人は利用してみてはどうだろうか。

    Seisin SILVERCONTACT-PEN
    http://www.seisin-m2052.co.jp/

    OVERTOP
    http://www.messe.gr.jp/overtop/

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