バイオメトリクスによる個人認証システム市場、2010年度には10倍に

      [2002/09/12]

    矢野経済研究所は、生体認証(バイオメトリクス)による個人認証システム市場動向を予測した「バイオメトリクス市場の現状と将来展望」を発表した。2010年度までの需要予測や、用途別の予測などをまとめた。

    結果によれば、国内のバイオメトリクスのハードウェア市場は、2002年度で46.8億円、2005年度で157.3億円、2007年度で223.5億円、2010年度で451.7億円と予測され、10倍近い伸びを示す。市場全体の規模では、2000年度から2001年度では金額ベースで218%と急激な伸びを示しており、2002年度も対前年比175.9%と大幅に伸張する。

    2002年度の需要分野・用途予測では、出入管理用途が26.2億円(56%)、PCなどのアクセス用途が19.4億円(41.5%)、その他が1.2億円(2.6%)という内訳になっており、あわせて46.8億円と予測する。

    同年度の識別方式予測では、指紋認証が39億円(83.3%)、顔貌認証が3.2億円(6.8%)、虹彩認証が2億円(4.3%)、声紋認証が0.7億円(1.4%)、署名認証が0.5億円(1%)、掌形認証が0.5億円(1%)、その他が1億円(2.1%)となった。

    住民基本台帳ネットワークの例を挙げるまでもなく、個人認証システムはいっそう重要となっている。なりすましの防止や権限のない人間が重要情報にアクセスすることを防ぐためにも、より安全で簡便な認証システムの構築が期待されている。

    バイオメトリクスは、人体の一部をかざすなどで簡単に、しかも高い精度で認証が行える。予測でも、金額ベースでは半数を割り込むものの、PCなどのアクセス用途は数量ベースで90.6%と大部分を占めており、今後の発展が期待できる分野といえるだろう。

    富士通、手のひらの静脈で本人を識別するマウス型認証装置開発
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/08/28/15.html

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    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/03/29/20.html

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    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/03/15/17.html

    スライド方式で極小サイズの指紋認証センサー、携帯電話やPDAにも採用へ
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/03/13/18.html

    矢野経済研究所
    http://www.yano.co.jp/

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