【秋葉原レポート】GeForce4の牙城を崩せるか?RADEON9700が秋葉原の店頭に並ぶ

    CRN  [2002/08/30]

    ハイエンドVGA夏の陣も、RADEON 9700 PROの登場で佳境を迎えている。当初の構図ではGeForce4 Ti4600 VS Parhelia-512となるかと思われていたが、7月末にATIがRADEON 9700を発表したこととで大きく変わり、"GeForce4 Ti4600 vs RADEON 9700"こそが本決戦となった。この変貌は、Parhelia-512のスペックに満足できなかったユーザーが多かったというのが一因ではなかろうか。だがParhelia-512も、実際にユーザーの手に渡るまでは大きな期待を集めていたのも事実だ。RADEON 9700の真価もユーザーが製品を手にしたこの週末から来週にかけて、明らかになっていくだろう。

    ○メモリ

    Type 容量 実勢価格
    168Pin シンクロナスDRAM 128MB 1,910~ 2,500
    (PC100対応/CL=2) 256MB 3,650~ 4,800
    168Pin シンクロナスDRAM 128MB 1,910~ 2,800
    (PC133対応/CL=3) 256MB 3,480~ 4,500
    512MB 6,780~ 9,900
    184Pin DDR SDRAM 128MB 2,980~ 3,780
    (PC2100対応/CL=2.5) 256MB 5,750~ 7,580
    512MB 11,760~13,250
    184Pin DDR SDRAM 256MB 6,380~ 7,780
    (PC2700対応) 512MB 12,480~17,000
    184Pin Direct RDRAM 128MB 3,960~ 5,980
    (PC800-45) 256MB 10,600~11,800
    512MB 28,750~33,780
    (PC800-40) 128MB 5,300~ 6,380
    256MB 10,580~11,980
    512MB 27,800~24,800
    (PC1066) 256MB 16,700~19,980

    価格はおおむね落ち着いていて、横並びか、やや下降しているといっていい。これからの動きに注目したいのが、DDR400に対応したメモリ。VIAのKT400は、発表直前に非対応となってしまったが、同チップを搭載したマザーボードでは、一部のメーカー製メモリでならば動作をうたっている製品もある。ショップでも動作テストを行っていくそうなので、「今後最速を目指して購入する人も増えるのではないか」という期待の声も出ている。

    ○CPU

    製品名 メーカー 実勢価格
    Celeron 1AGHz (Socket370) インテル 5,700~ 6,180
    Celeron 1.40GHz (Socket370) インテル 8,980~11,200
    Celeron 1.70GHz (Socket478) インテル 9,480~10,800
    Celeron 1.80GHz (Socket478) インテル 10,970~12,800
    Pentium 4 1.60AGHz (Socket478/FSB400) インテル 16,700~17,800
    Pentium 4 2AGHz (Socket478/FSB400) インテル 20,800~23,800
    Pentium 4 2.40GHz (Socket478/FSB400) インテル 24,700~39,800
    Pentium 4 2.50GHz (Socket478/FSB400) インテル 28,870~33,980
    Pentium 4 2.60GHz (Socket478/FSB400) インテル 43,980~51,800
    Pentium 4 2.26GHz (Socket478/FSB533) インテル 23,980~28,600
    Pentium 4 2.53GHz (Socket478/FSB533) インテル 29,800~33,980
    Pentium 4 2.66GHz (Socket478/FSB533) インテル 48,480~51,800
    Pentium 4 2.80GHz (Socket478/FSB533) インテル 59,980~64,870
    Duron 1.3GHz AMD 6,650~ 8,280
    Athlon XP 1800+(SocketA/FSB266) AMD 10,570~12,000
    Athlon XP 2000+(SocketA/FSB266) AMD 13,250~16,980
    Athlon XP 2100+(SocketA/FSB266) AMD 16,580~21,500
    Athlon XP 2200+バルク(SocketA/FSB266) AMD 18,770~20,000
    Athlon MP 1600+(SocketA/FSB266) AMD 14,380~19,800
    Athlon MP 1800+(SocketA/FSB266) AMD 16,980~19,800
    Athlon MP 2100+(SocketA/FSB266) AMD 22,980~27,800

    Pentium 4の価格が乱れている。価格差が激しいモノは、従来の上位モデルである2GHzを超えた製品が中心だ。従来2~3万円クラスだった製品は、2.53GHzが一気に3万円前後まで価格を下げてきたことで、併せて値段を下げざるを得ない状況になっているのが現状だ。そのためもあって現在2GHz~2.53GHzまでのCPUは、品薄気味となっている。今週末の価格改定で今回のCPUの動きも一息となるだろうが、それによりCPUの売れ筋が大きく変わることになりそうだ。

    AMDはAthlon XP 2400+や2600+の登場は、まだはっきりとは見えてこない。KT400の登場によって、せっかくマザーボードが活気づいているのに非常に残念なことと言えるだろう。価格改定・新製品発表は、続いたインテルの発表により影が薄れてしまっているが、市場に2400+や2600+を投入することで挽回して欲しいものだ。

    ○夏休み最後の大物、RADEON 9700 PRO搭載VGAが遂に発売開始

    6月末から続いたグラフィックチップの新製品ラッシュ。その最後を飾るアイテムが遂に秋葉原の店頭に登場した。それが、ATIのRADEON 9700 PROだ。NVIDIAのGeForce4 Ti4600の有力な対抗馬として注目を集めているチップだが、初登場はATI純正ボードではなく、サードパーティーであるJoytechから発売の「Devil Monster 3 Radeon 9700 Pro」。見かけたBLESS秋葉原本店やクレバリー1号店では、どちらも共に49,800円で販売している。

    この週末には、他のサードパーティーからもRADEON 9700 PRO搭載VGAが登場してくるが、ATI純正品が登場するのは来週末になるようだ。また、リテール品よりも先にバルクが登場するという話もあり、今週末から来週末にかけて、RADEON 9700を購入予定の人は目が離せないだろう。入荷量も決して多いと言える量ではない。ショップにより差があるが、木曜日に並べたばかりなのに、すでにぽつぽつと売れているショップもあり、この週末は秋葉原でも品薄になりそうだ。

    Joytech Devil Monster 3 Radeon 9700 Pro
    http://www.joytech.com/apollo9700%20pro.htm?prd_id=CGTS3TI2

    BLESS秋葉原本店
    http://www.bless.co.jp/

    クレバリー1号店
    http://www.clevery.co.jp/

    ○最新チップセットだけでなく、最新技術をこれでもかと盛り込んだお買い得マザーボード

    VIAの最新チップKT400を搭載したマザーボードが、GIGABYTEに続きASUSからも登場した。それがこの「A7V8X」だ。このマザーボード、入荷量はごく少数なのに対して人気は非常に高く、取材時点でも売り切れになっているショップが多かった。今回見つけ撮影することのできたT・ZONE.AKIBA PLACEでも、並んでいるのは撮影した1つのみ。この週末に手に入れるのは難しいかもしれない。なお同店での販売価格は、19,800円となっていた。

    このマザーボードの人気は、ASUS製のKT400搭載マザーということも大きいだろうが、それ以外にも大きな特徴が2つある。1つは、ギガビットイーサを搭載しているところだ。LANボード単体でも、まだ5,000円前後する製品なので、それだけでもお買い得感は高い。また、将来性にも期待できる。それに加えて、シリアルATAも搭載しているのが、このボードのスゴイところ。今の自作PCで最先端を行く最速インターフェイスを網羅していて、2万円以下なのだから、人気の高さもうなずけるだろう。

    ASUS A7V8X
    http://www.asus.co.jp/mb/socketa/a7v8x/overview.htm

    T・ZONE.AKIBA PLACE
    http://www.tzone.com/

    ○今度はノートでも絵が焼き込める、F1の外付けモデルがデビュー

    CD-Rの記録面にイラストや文字が焼けるヤマハのCD-Rドライブ「F1」の外付けモデルが秋葉原に登場した。見かけたのは、T・ZONE.AKIBA PLACEで、その他にBLESS秋葉原本店でも金曜の夕方に入荷予定となっていた。搭載しているインターフェイスはUSB2.0で、もちろんUSB1.1でもフルスペックは発揮できないが使用できる。

    今回T・ZONE.AKIBA PLACEでは、24,800円、BLESS秋葉原本店では、23,800円で販売。BLESS秋葉原本店では、5枚のCD-Rプレゼントサービスも行っている。

    ヤマハ CRW-F1UX
    http://www.yamaha.co.jp/product/computer/products/crwf1/crwf1.html

    また、遂にDVD-R/RWとDVD-RAMに書き込みができるマルチドライブが、単体でも購入できるようになる。アイ・オー・データ機器から登場する「DVR-ABH2」だ。まだ正式な入荷予定日は未定だが、T・ZONE.AKIBA PLACEでは予約の受付を開始している。「入荷量はごく少数で、その次の入荷も遠くなりそう」ということなので欲しい人は予約をしておいた方がいいだろう。価格は、34,800円となっている。

    アイ・オー・データ機器 DVR-ABH2
    http://www.iodata.co.jp/news/200208/dvr-abh2.htm

    BLESS秋葉原本店
    http://www.bless.co.jp/

    T・ZONE.AKIBA PLACE
    http://www.tzone.com/

    ○コンパクトで使い勝手がいい、CPU切り替え器が登場

    最近では、2台以上のパソコンを使っている人も多いだろう。そんなとき、ディスプレイ・キーボード・マウスをセットで切り替えることのできるCPU切り替え器が便利だ。今回、CUSTOMでご紹介して頂いたのも、そんなCPU切り替え器の1つで、スカイブルーコンピュータが販売しているRextron TechnologyのMy Hopperシリーズオーディオ機能付きタイプだ。2台切り替えタイプと4台切り替えタイプがあり、それぞれ12,800円と21,800円。

    ちょっと価格は高めだが、基本機能がしっかりしているので安心して使える上に、コンパクトなボディが魅力的だ。PCに接続するケーブルは、専用ケーブルになっており、切り替え器側では、VGA・マウス・キーボードが1つのコネクタになっている。また、マイクinとスピーカーOUTも持っているので、これらも切り替えて利用できる。切り替え操作は、切り替え器本体、キーボードどちらからでも行えるので、設置場所にも困らないだろう。価格の安い切り替え器だと、PCの起動中に切り替えを行うと、マウスやキーボードが誤動作することがあるが、この製品には、エミュレーション機能を搭載しているのでその様な心配もない。これも安心して切り替え器を利用できるポイントだ。

    Rextron Technology KMHA2C/KMHA4C
    http://www.rextron.jp/myhopper_a.html

    CUSTOM
    http://www.pc-custom.co.jp/

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