EU、TLDの不正使用「サイバースクワット」に関する調査を開始

EU(European Union)は、ヨーロッパの個人あるいは企業が、ドメイン名取得・登録の際に直面する可能性のある「サイバースクワット(cyber squat)」問題について、調査を実施している。

サイバースクワットとは、全く関係のない名前であったり、正当な理由を持たないにも関わらず、不当な利益を得るためにドメイン名を登録する事を指す。現在行われているヨーロッパ市民、企業、団体を対象としたネット上のアンケート調査は、2003年初めに運用開始が予定されているEUのインターネットのトップ・レベル・ドメイン「.eu 」取得・登録の際の諸規則を定義するために使われるもので、ドメイン名の単なる商業目的の不当な登録を回避することを目的としている。

EUは過去の様々な新ドメイン名配布・導入において生じた問題、またドメイン名を取得後の著作権に関わる問題を顧み、この調査に乗り出した。「ヨーロッパのより多くの市民、企業、組織が、この『.eu 』から利益を得られるかどうか、我々は注意を払わなければならない」と、ドメイン名の管理・運営に当たるEU インフォメーション・ソサエティ委員のErkki Liikanen氏は述べており、また「サイバースクワットは、このドメイン名を用いてヨーロッパのインターネット利用や電子商取引を促進することを目指している我々の努力を侵害する可能性がある」とも発言している。

(伊達くう)

European Union
http://europa.eu.int/



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