ニフティ、ゲームソフトのストリーミングサービス開始、月額制数百円から

      [2002/08/05]

    ニフティは、ADSL、光ファイバーなど、ブロードバンド接続のユーザー向けに、ソフトのストリーミング配信サービス「Software on Demand(ソフトウエア・オン・デマンド)」を8月5日から開始、第1弾として、パソコン用のゲームソフトを配信する。月額制などを導入、利用料は月額500円からで、これまでのダウンロード売り切りとは一線を画した、新しい形式の事業形態となる。 ゲームソフトの有償ストリーミング配信は、国内では初の試みだ。

    今回、コンテンツとして提供されるのは、日本ファルコム、ボーステック、工画堂スタジオなど、日本コンピューターゲーム協会(JCGA)加盟のメーカーの9タイトルだ。基本的には、@nifty会員向けのサービスだが、他プロバイダーの会員でも、ニフティの各種コンテンツを利用できる制度「Combo」の会員になれば、利用が可能になる。(加入料・月額基本料金は無料)。

    ユーザーは、各ゲームソフトが表示される「Software on Demand」の専用サイトにアクセス、希望するタイトルをクリック、IDとパスワードを入力すると、ソフト起動用のクライアントソフトが取り込まれ、キャッシュに蓄積され、その後、ゲームの他の部分が配信される。ソフトすべてを一括してダウンロードする形式を採らないため、起動までの時間を短縮できる。

    さらに、2回目以降の利用時には、ID、パスワードによるユーザー認証がすむと、起動ソフトは、キャッシュからの読み出しができるため、起動時間が相当高速化される。キャッシュする部分は暗号化されているため、メーカー側からみれば、違法コピーされる恐れはなく、ソフトをHDDにインストールすることもないため、転売される懸念もなくなる。

    また、この方式は、従来のパッケージ販売に比べ、制作や流通のコストを削減できるため、利用料金を安く設定することができる。

    利用条件は、ADSL、FTTH、CATVなどで接続する@nifty会員、Combo会員で、256kbps以上の回線速度が必要になる。対応OSは、当面、Windows 95/98/Meで、Windows XP/2000には今秋に対応する予定だ。

    同社では、今後取り扱うゲームタイトルをさらに増加させるとともに、教育、実用ソフトの配信にも着手する。また、課金の仕方も多様化させる以降で、たとえば、72時間ソフトを使用して500円、あるいは月額700円で、10タイトル使用できる、といった方法を取り入れていく方針で、2003年度末までに3万人のユーザー獲得を目指す。

    今回提供される主なタイトル、メーカー名、月額利用料金、ストリーミング開始時期、パッケージの標準価格(オープン価格の製品は市場価格)は以下の通り。

    タイトルメーカー名月額料金開始日標準価格
    キッチンぱにっくインターレックス500円8月5日5,800円
    羅刹工画堂スタジオ1,000円8月5日8,500円
    大戦略VIIシステムソフト・アルファー1,000円8月5日11,800円
    イースI完全版日本ファルコム600円8月中旬3,800円
    銀河英雄伝説VI SGボーステック600円8月5日3,600円

    ※利用料金は、2002年10月末までの特別価格

    ニフティ、8Mbps対応ADSL接続サービスを開始 - 1.5Mbps接続は値下げ
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/10/04/15.html

    最高裁、中古ゲームソフト販売は合法、と判決
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/25/09.html

    ニフティ
    http://www.nifty.com/

    Software on Demand
    http://www.nifty.com/sod/

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