IBMとOperaがMultimodalブラウザを共同開発

      [2002/07/25]

    米IBMとノルウエーのOpera Softwareは、XHTML+Voice (X+V)仕様に基づいたMultimodal(多モード)ブラウザを共同開発すると発表した。今年秋にベータ版のリリースを予定している。

    X+Vは、XHTMLとVoiceXMLを組み合わせたマークアップ言語で、2001年6月にIBM、Opera、Motorolaがウエブ技術の標準化団体「W3C(World Wide Web Consortium)」に仕様を提出した。W3Cは、昨年12月にX+V仕様を承認し、作業部会「Multimodal Working Group」を発足して、検討作業を進めている。

    そのX+VのMultimodal技術は、音声、キーパッド、スタイラスなど、複数のインプットおよびアウトプット方式を状況によって使い分けられるコミュニケーションやツールを可能にする。今日のウエブ・アプリケーションは1度に1つのチャンネルからしか利用できないため、同じやりとりの中で音声とキーボードを同時には利用できない。だが、Multimodal技術では、例えば工場の中で手が離せない状況で、音声を使って在庫の確認を行い、その情報をテキストや画像で受け取るというようなコミュニケーションが可能になる。特にPDAや携帯電話など、モバイル機器での活用が期待されている。

    IBMはMultimodal技術のツールキットを発表したばかりで、「WebSphere Everyplace Access (WEA)」へのMultimodal機能の追加も予定している。

    (Yoichi Yamashita)

    IBM
    http://www.ibm.com/

    Opera Software
    http://www.opera.com/

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン