ソニー、超小型メモカメラ「サイバーショットU」発表

      [2002/06/27]

    ソニーは、同社のデジタルカメラ「サイバーショット」の新シリーズとして超小型カメラ「サイバーショットU(DSC-U10)」を発表した。130万画素、本体質量87gで、軽く手にくるむ事ができる長方形の超小型メモカメラだ。7月20日発売で、オープン価格ながら市場想定価格は約25,000円程度。

     

    サイバーショットUのコンセプトは「ビジュアル・ブックマーク」。日常のシーンを気軽にメモする用途を想定している。そういった用途を想定しているためか、構えて撮ることを想定した光学ファインダーは装備せず、背面の超小型の1.0型カラー液晶モニタで大まかにシーンを確認して気軽にシャッターを押す使い方が似合うようにできている。

    レンズも比較的ワイドな35mmカメラ換算33mmの焦点距離を持ち、F2.8の明るさを持つ。特筆すべきところはこれだけ小型の単焦点カメラながらオートフォーカス機能を持っていることで、10cmの接写から無限遠まで自動で焦点を調節する。通常、こうしたメモカメラはレンズの焦点を固定し、パンフォーカスでピントを合わせることが多いが、画質と近接撮影能力を確保するためにオートフォーカスを装備している。

    また、起動が約1秒とすばやく、レンズバリア連動の電源とあいまって、軽快に撮影することができる。また、最大15秒の動画記録をサポート、MPEG-1方式で記録するようになっており、動画の画面サイズは160×112ドットのビデオメールモードだ。本体サイズは84.5(W)×39.8(H)×28.6(D)mm、カラーリングはシルキープラチナシルバー、メタルソニックブルー、メロウパールピンクの3色を用意している。

    ○機種比較

    スペック SONY DSC-U10 CASIO EX-M1 MINOLTA DiMAGE X
    総画素数 130万 134万 211万
    焦点距離(35mm換算) 33mm 37mm 37~111mm
    開放絞り値 F2.8 F2.5 F2.8~F3.6
    最短撮影距離 0.1m 1.0m 0.25m
    AF ×
    ファインダー 液晶モニタ 光学/液晶モニタ 光学/液晶モニタ
    動画撮影機能
    音声録音機能 ×
    MP3再生機能 × ×
    質量 87g 87g 135g
    実売価格 約25000円 約40000円 約72000円

    同様のコンセプトを持つ他社競合機種との比較では、最短撮影距離の短さ、焦点距離の短さによる画角の広さなどが特徴だ。また、ボディの形状が他2機種は薄型に特化し、ワイシャツの胸ポケット等に入れるデザインを想定していることに対し、DSC-U10は長方形の握りやすい形状となっており、ストラップを使って首から提げて使うことを想定したデザインとなっている。

    デジタルカメラならではの超小型メモカメラジャンルだが、きちんとした画質を確保した機種がぞくぞくと登場しており、ユーザーにとっては嬉しいところである。

     
     

    厚さ1cmの世界最薄、常に身につけるためのウェアラブルカメラ「EXILIM」
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/05/13/11.html

    ミノルタ、世界最速・最軽量の3倍ズーム搭載200万画素デジカメ「DiMAGE X」
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/01/09/05.html

    SONY
    http://www.sony.co.jp/

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