eBookを図書館式で貸し出せるシステム「Adobe Content Server 3.0」登場

  [2002/06/13]

米Adobe Systemsは、PDFフォーマットの電子書籍「eBook」を、インターネット上で認証ユーザーに対して図書館式で貸し出す管理システムを構築できるソリューション「Adobe Content Server 3.0」を発表した。すでに販売が開始されており、最大250タイトルのeBookを取り扱えるライセンス価格はUS5,000ドル。500タイトル追加ごとにUS1,000ドルが加算されるが、別にUS10,000ドルで無制限のタイトルが扱えるライセンスも用意されている。

著作権保護機能に優れたPDF方式のeBookは、すでに数千タイトルのラインナップで提供されている。多くはインターネット上のダウンロード販売の形で提供されているが、Adobe Content Server 3.0により、図書館のようなサイトを立ち上げて、ユーザーへ次々とeBookを貸し出すシステムを手軽に構築できるようになった。ダウンロードが完了したeBookは、インターネットに接続することなく自由に閲覧が可能。貸し出し期間が過ぎると自動的にユーザーのPCからは消去されて、インターネット上のカタログには貸し出しOKサインが表示される。

まだ日本では、それほどeBookの普及が進んでいない感があるものの、図書館式サービスの登場により、この状況に変化が訪れることになるかもしれない。

丸善、理科年表を電子書籍化、ダウンロード販売開始
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/29/14.html

アドビのAdobe Acrobat eBook Reader2.2に対応した電子書籍の販売開始
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/10/23/09.html

Adobe Content Server 3.0
http://www.adobe.com/products/contentserver/main.html

Adobe Systems
http://www.adobe.com/

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