Intel、Itanium 2の性能評価を発表 Itaniumの1.5~2倍

  [2002/05/30]

Intelは、ドイツ・ミュンヘンで開催中のIDF 2002にて、同社のサーバー、ワークステーション向けプロセッサItaniumの次期製品「Itanium 2」が現行Itaniumの1.5倍から2倍という性能を発揮するとの予測を発表した。Itanium 2の発表は本年半ばと予告されており、まもなく製品の発表が行われる見通しだ。

Intelは、Itanium 2 1GHzと、Sun UltraSPARC III 1.05GHzを比較し、大容量データベース処理能力では、4つのItanium 2プロセッサを搭載したシステムは、同等のSun UltraSPARC IIIシステムに比べて毎分約50%多くの処理をこなすことができ、科学技術計算においては、同じく双方4つのプロセッサを搭載したシステムの比較において、Itanium 2プロセッサシステムはSun UltraSPARC IIIシステムの約2倍となる13GFLOPSを発揮したという。メモリバンド幅についてはItanium 2は3.7GB/sの性能を発揮するとし、これは現行Itaniumの2.5倍、同等のUltraSPARCIIIシステムの4倍以上であるという。その他、浮動小数点演算ではUltraSPARC IIIやItaniumを搭載したシステムのほぼ2倍、整数演算性能についても同等のUltraSPARC IIIに比べて約30%ほど優れているという。

Itanium 2は3MBのL3キャッシュ、256KBのL2キャッシュ、32KBのL1キャッシュを全てオンダイに装備し、L2キャッシュのバンド幅は64GB/sと既存のRISCプロセッサの約4倍、システムバスは400MHz、128bits幅で6.4GB/sのバンド幅となり、Itaniumのスペックを大幅に凌駕している。プロセステクノロジは180nmで、2億2100万トランジスタを搭載する予定だ。

○ItaniumとItanium 2の比較(予定)

CPUItanium 2Itanium
動作周波数1GHz0.8GHz
パイプライン8Stages10Stages
L1キャッシュ32KB32KB
L2キャッシュ256KB96KB
L3キャッシュ3MB(オンダイ)4MB(オンボード)
FSB6.4GB/s 128bit 400MHz2.1GB/s 64bit 266MHz
チップセットIntel E8870Intel 460GX

Itanium 2は、今後開発されていく第三世代のItanium(コードネーム:Madison)、第四世代のItanium(コードネーム:Montecito)と互換性を保つ計画になっており、ユーザーは今後とも継続的にItaniumプラットフォームを使い続けることができる。

【コラム】ハイテクウォーカー 第10回 執筆=佐藤晃洋 Itaniumに吸収されるAlpha
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/02/05/04.html

McKinleyの正式名称は「Itanium 2」
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/26/50.html

Intel
http://www.intel.com/

    新着記事

    特設サイトの情報

    求人情報

    人気記事

    一覧

    イチオシ記事

    新着記事

    特別企画

    一覧

    転職ノウハウ

    あなたの仕事適性診断

    4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

    Heroes File ~挑戦者たち~

    働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

    はじめての転職診断

    あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

    転職Q&A

    転職に必要な情報が収集できます

    スカウト転職する

    企業からアプローチのメッセージが届きます。