米IBM、2002年第1四半期の決算結果を報告 - 全部門で減収

  [2002/04/18]

米IBMは、2002年第1四半期(2002年1月~3月)の決算報告を発表した。2001年同期と比較すると、希薄化ベースでの1株あたりの利益は31%減の0.68ドル、純利益は32%減の11.9億ドル、売上高は12%減の186億ドルとなった。

各地域別の売上高では、米国が81億ドル(前年同期比9%減)、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域で51億ドル(同8%減)、アジア・太平洋地域では39億ドル(同9%減)、また、OEM事業は13億ドル(同37%減)だった。

同社事業の柱となるサービス部門の売上高は82億ドルと、前年同期比で3%の減少となったものの、150億ドル以上の契約を獲得して第1四半期としては過去最高を記録したほか、利益率も改善している。ハードウェア部門は対前年同期比25%減の64億ドル。メインフレームやストレージの各製品ともに減収。PCや、17日に日立製作所との提携を発表したHDDも需要の低迷を反映して減収となった。ソフトウェア部門は同1%減の29億ドルだが、ミドルウェアのWebSphereは12四半期連続の2桁成長となる53%、データベースソフトのDB2は12%、それぞれ前年同期比で成長を遂げた。Tivoliの売り上げも回復傾向にあるほか、利益率の改善も見られる。結果、一部事業で利益を上げているものの、全部門で減収となった。

連結決算概要
連結貸借対照表概要

同社の会長兼CEO Samuel Palmisano氏は、「世界のビジネス環境の低迷により、第1四半期は残念な結果に終わってしまったが、今年後半には景気が回復すると楽観視している。我々のビジネスの基本的な強さと将来の展望については、依然として自信がある」とコメントしている。

日立、米IBM、ストレージ分野で提携、HDD新会社を合弁で設立
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/17/17.html

米IBMの2001年決算、市場が冷え込むなか堅調な業績
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/01/18/15.html

【レポート】IT産業への逆風のなか、IBMだけがなぜ強いのか(1)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/12/04/09.html

わずかに明るさを取り戻した米ハイテク業界- AppleとIBMが好調な決算を発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/20/95.html

IBM
http://www.ibm.com/

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