絶好調で日本上陸のOpera - Microsoftと対決宣言、独自アプリケーションも

      [2002/02/25]

    「Opera」高速Webブラウザの日本語バージョン製品版発売を目前に控えたノルウェーのOpera Softwareは、CEOのJon Stephenson von Tetzchner氏が来日し、日本での販売窓口となるトランスウエアと共に、製品発表記者会見を行った。製品版に先立ち、すでにベータリリース版がダウンロード販売中。両社が当初に予想した反響を上回る勢いで、日本でのユーザーが急増していることが明らかにされた。

    「ミスター・バイキング」ことStephenson氏

    「ミスター・バイキング」の愛称で親しまれているというStephenson氏は、1995年の設立以来の同社の歩みを紹介。Internet ExplorerやNetscapeと同等の機能をもつブラウザを、軽快に動作するように小さなファイルサイズにまとめ、スピードを第一に追求して開発が進められてきたというビジョンが熱く語られた。

    スピード面では、高速なHTMLレンダリングもさることながら、マウスジェスチャーやキーボードショートカットによる操作性の向上により、また、画像表示オン/オフを手軽に切り替え、マルチウィンドウで見やすく、検索エンジンへのアプローチを標準で組み込んだユーザーインタフェースの改善により、スピード感あふれる環境でインターネットが楽しめるよう配慮されている。さらに、拡大縮小を自由に設定できるズーミング機能などを搭載し、色盲や視力の低下といったハンディキャップを抱える人にも使いやすいブラウザの開発が目指されてきたという。

    そんな同社の目標は、Microsoftと対等に競合し、非Microsoft陣営で最大かつ最良の選択肢のブラウザを提供するという、巨大企業と真っ向から対決する高い位置に設定されている。実際に、Windows、Mac、Linux、QNXやEPOCなど、プラットフォームが異なっても共通カーネルを採用し、携帯電話やインターネット家電で、デスクトップPCと変わらぬ快適さにてインターネットが楽しめるOperaの利点は、すでに十分にMicrosoftと対抗し得るものであると強調された。同社は、2005年までには、セットトップボックス市場で最大50%、Linux/QNXベースのPDA/Webpad市場で60%以上のシェアを獲得できるとしており、今年は、Operaを標準搭載したNokiaの携帯電話、SharpのLinux搭載Zaurusなどが続々と発売される。

    握手を交わすStepenson氏と木下氏

    記者会見では、日本語版「Opera 6.01 for Windows」ベータリリース版が、提供が開始されて約2週間が経過した現時点での総ダウンロード件数は20万、ライセンス購入ユーザーは2,500人と、予想の倍以上のペースで快調に日本デビューが果たされていることも明らかにされた。トランスウエア代表取締役社長の木下陽代志氏は、これまで同社が販売してきたメールソフト「Active! mail」を標準搭載してOperaを販売することも希望しており、今後の展開にも期待がもてそうだ。

    初めて日本を訪れ、Operaの快調なスタートを目にしたStephenson氏は、今後の日本でのビジネス展開について尋ねると、「Very positive!」とコメント。どんな積極的なプランでOperaの普及を図っていくのか、非常に楽しみなところである。

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    Opera 6.01 for Windows 日本語ベータリリース版
    http://www.jp.opera.com/

    Opera Software
    http://www.opera.com/

    トランスウエア
    http://www.transware.co.jp/

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