ADSLがCATVを逆転、ブロードバンドインターネットの主役交代

      [2002/01/31]

    ブロードバンド時代を担う主役が入れ替わった。総務省は、2001年12月末のCATV経由のインターネット利用者数を約130万3,000、と発表した。先に発表された同月のADSL利用のインターネット利用者は152万4,348で、ADSLがCATVを初めて追い抜いた。CATVユーザーは2000年末には62万5,000、ADSLはこの時点で9,723だった。CATVも2倍以上になっており、決して低調とはいえないが、ADSLは156倍という驚異的な伸びを示し、首位の座に踊り出た。

    昨年6月に、ソフトバンク、ヤフーが、それまでの相場を大きく下回る、低価格でのADSL接続サービス構想を発表したことをきっかけに、競合各社も一斉に値下げに走ったことから、夏頃を境に、国内のADSL加入者は急増、2001年は日本のADSL元年となった。

    総務省は昨年10月に「全国ブロードバンド構想」を発表、2005年度までの高速・超高速インターネットの普及予測をしているが、これによれば、2002年度には、DSLが481万、CATVが323万とみており、2002年度にはDSLが多数派になると見込んでいたが、2001年度末は、DSL164万、CATV205万、との見通しだった。しかし、実際にはADSLの勢いが予測値を超えた。

    同構想では、2005年度には光ファイバーユーザーがADSLを上回る、と予測している。ADSLにも、NTT局舎からユーザー宅までの距離の長さによる障害など、課題はあるが、しばらくは、ADSL時代が続くことになりそうだ。

    総務省
    http://www.soumu.go.jp/

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