【Macworldレポート】スティーブ・ジョブズ基調講演 - 3年ぶりの革命! フラットパネル新iMac登場

この日も冴え渡ったジョブズのプレゼン。やはりスーパースターだ

感動した! 小泉首相の例の言葉が思わず出てしまうほど、充実した内容の基調講演だった。1月2日、米Apple Computerのホームページに次の言葉が踊った。

「Beyond the rumor sites. Way beyond. (噂サイトの予想を遙か超えて)」 このコピーに偽りは無かった。

1月8日午前9時からサンフランシスコのモスコーンセンターで、Macworldの基調講演は開催された。プレゼンターはもちろん、AppleのCEOにしてMac界のスーパースター、スティーブ・ジョブズだ。今回の発表の重要な部分を上げてみよう。

・液晶フラットパネルの新iMac登場
・従来の画像編集ソフトの枠を越えたiPhoto新登場、価格はフリー
・iBookに14インチモニターモデル追加
・全モデルOS Xを標準起動システムにして出荷


○4番目のiアプリケーション iPhoto登場

iPhotoでレイアウトした写真集が、「Order Book」ボタンを押すだけで立派な写真集になってしまう。紙質、画質とも最高品質、10ページ以内なら$29.99だ

iMovie, iTunes, iDVD に続く4番目のiアプリケーション iPhotoが発表された。事前の噂では、AdobeのPhotoshop Elementのような入門用画像編集ソフトということだった。しかし、実体はそんな従来の概念で考えられるソフトとは違った。

まずジョブズから従来のデジカメ画像の処理の流れが説明された。

Import Edit Print (取り込み 編集 プリント)。これは悪夢の「The chain of pain (苦痛のチェーン)」だ。これら一連の作業を1ボタンでこなすのがiPhotoだ。iPhotoは「苦痛のチェーン」をSave Organaize Share (保存 整理 皆に見せる)に変える。しかも、本格的で簡単に扱えるレイアウト機能も充実している。しかし、ここまでなら従来の画像ソフトの延長だ。何より特徴的なのは、WEBやApple Storeの機能を一体化した点だ。「HomePage」ボタンを押すと、見せたい写真をボタン1つでAppleのサーバーにアップロードし、瞬時にホームページアルバムが完成する。

また、「Order Print」ボタンを押すとプリントのサイズと価格の一覧画面が現れる。ここで例のワンクリックショッピングボタンを押すと、Apple Storeを通じてコダックでハイクォリティー印刷された写真が送られてくる。価格も20×30インチ (50×75cm)の大型サイズで$19.99と非常にリーズナブルだ。また、「Order Book」ボタンを押すとiPhoto上でレイアウトした写真集を本にして送ってくれる。これも10ページ以内なら$29.99と大変お得だ。これは従来ソフトの概念を完全に越えている。ハード、ソフト、WEBサービス、オンラインショッピング、この全てを持っているAppleにしかできない製品だ。しかも、iPhotoの価格はフリー。Appleのホームページから即日ダウンロードできる。


○そしてiMac登場

実は前夜の1月6日、Canada Timeのホームページに新iMacの記事が写真入りで紹介された。徹底的に報道管制を引くAppleのこと、なぜ?の疑問がわくとともに、そのスタイルにも少々物足りなさを感じてしまった。果たして期待はずれに終わるのか?

iMacの発表は、基調講演の最後に行われた。「Three year revolution」。最初にパソコン界の革命児、iMacの3年間を振り返った。この3年半でiMacは全世界で600万台出荷された。そして、従来型iMacユーザーの改良要望の多かった項目をあげていった。

・Flat Screen
CRTには別れを告げ、液晶モニターが標準となった。17インチCRTと同じ表示領域を持つ15インチTFT、解像度は1024x768。

・G4 プロセッサー
コンシューマー向けのiMacにも遂にベロシティーエンジン搭載のG4プロセッサが採用された。しかも、クロック周波数は700MHz/800MHzと高速。

・Super Drive
DVDを焼けるスーパードライブがトップモデルに搭載。ついにiMacでもDVD編集が可能となった。

ついにベールを脱いだiMac。性能、デザイン、価格、どれをとっても最高!
iPhotoが動作中のiMac。ベース、キーボード、マウス、全て白になった。ミドルモデル以上には外付けのプロスピーカーが付属する

iMacとしては、スペックにも増して重要なのがデザインだ。ジョブズは次にデザイン面の必然性を説明していった。単純にCRTモデルの後ろを削ぎ落としたようなデザインでは、機能面でも数々の問題点が生じる。そこでAppleが考えたのが「Let each element be true itself (それぞれの要素を本来あるべき姿にしよう)」ということだ。

そして、いよいよ新iMacが我々の目の前に姿を現す。個人的には前日のリークフォトそのままなら少々がっかりだ。しかし、良い意味でそれは裏切られた。確かにリークフォトは本物だった。しかし、液晶モニターが首を振る構造までは捉えていなかった。これは、外観・機能を両立させる画期的なデザインだ。

これだけ充実した内容だけに、気になるのが価格。

700Mhz G4/15インチ液晶モニター/CD-RWモデル $1299
700Mhz G4/15インチ液晶モニター/コンボドライブモデル $1499
800Mhz G4/15インチ液晶モニター/スーパードライブモデル $1799

エントリーモデルは、3年半前iMacが登場した時の価格そのままだ。これは、売れる! そう確信した時、会場では鳴りやまない拍手とともに期せずしてスタンディングオベーションが沸き起こった。

スティーブ・ジョブズから開発陣へのねぎらいの言葉をもって、観客の感動とともに基調講演は終了した。

(Yumiko)

Apple Computer
http://www.apple.com/



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