どうなる、PalmとGraffiti? 特許侵害判決が下り、今後の行方が争点に

      [2001/12/21]

    米地方裁判所は、米Palmおよび米3ComがPDAに採用しているアルファベット手書き文字認識技術「Graffiti」は、米Xeroxの保有する第656号特許の侵害に当たるとの判決を下した。Xeroxは、具体的な損害賠償やGraffitiの使用中止などを求める訴訟を継続する。

    一筆書きで手早く正確に文字入力が行えるGraffitiは、今やPalm製品の目玉とも言うべき存在になっている。しかしながら、XeroxはGraffitiを、同社がパロアルト研究所にて1997年に開発に成功した「Unistrokes」という技術の特許侵害に当たるとして、米U.S. Roboticsを相手取った訴訟を起こしていた。その後、U.S. Roboticsは3Comによって買収され、Palmは3Comからスピンオフされて現在に至っている。Xeroxは、今回の判決を受けて、Palmに対し、Graffitiの使用を中止するか、Xeroxからライセンスを取得するよう求めていく方針を明らかにしている。

    業績回復に向け、必死の努力を続けるPalm。そんな中で、ここに来てGraffitiが特許侵害で危うい存在となるという非常に厳しい事態に直面しており、Palmユーザーならずとも、今後の行方が注目される。

    関連記事
    米Palm第2四半期決算発表 - 依然赤字ながら回復傾向か
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/12/20/17.html

    新発明の製品化が進むのか!? Xerox、パロアルト研究所から新会社を設立へ
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/12/17/17.html

    PalmのCEOが辞任 - 事業分割は最終段階へ
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/11/50.html

    Palm
    http://www.palm.com/

    3Com
    http://www.3com.com/

    Xerox
    http://www.xerox.com/

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン