PCや周辺機器が普及し、それに伴いデータを扱う機会やデータそのものの量も増えている今日、突然の事故・故障で、大切なデータにアクセスできなくなってしまったという経験をお持ちの方も少なくないだろう。データをごみ箱アイコンに放り込んだくらいならば、すぐにでも取り戻すことができるが、ハードやメディア自体が壊れて読み込まれなくなってしまっては、その対処は難しい。
そんな緊急時の駆け込み寺として、富士マグネディスクが「総合データ修復サービス」を開始した。同社は従来、ハードディスク、フロッピーディスク、MOなどのデータ修復を行っていたが、さらにCD-ROM、CD-R、CD-RW、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカードなどさまざまな記録メディアに対応した。
同社のサービスの特徴は論理的障害だけでなく物理故障にも対応している点で、例えばハードディスクのデータの場合、分解して基板・ヘッドを交換してデータを吸い上げるなどの方法をとる。
具体的な手続きとしては、障害が発生した時点で、同社に問い合わせ、診断カルテほか書類に必要事項を記入の上、初期診断費用の支払いとともに、障害品を送付。同社に障害品と書類が届いたら、初期診断(部品調達が必要か、データ修復が可能かの判断)をおこない、ユーザーに報告。相談のうえ修復サービスを進め、最終的には救い出したデータをCD-Rに記録して(容量が多い場合は別のHDDに記録して)、障害品とともにユーザーの手元に送付する。ほとんどのものは平均1週間の作業期間で完了するとのこと。特別に急ぐ場合には通常50%増しの特急料金でも受け付けるという。
さて、気になる値段だが、ハードディスクの場合、初期診断費用が31,500円で、データ修復費用は200,000円前後まで。メモリーカード各種・光ディスク各種は、初期診断費用5,250円で、データ修復費用は15,000円前後まで。そのほか、PC本体ごとサービスに出した場合の「PC解体復元費用」、部品を交換する必要があった場合の「動作回復費用」、救い出したデータを記録するHDDなどを調達した場合の「修復データ納品費用」などが、別に発生する場合もある。
気軽に出せる金額ではないが、卒業論文の提出数日前にデータが読めなくなった、メインマシンとして使っていたノートPCをうっかり落としてしまった--など、事情は人それぞれ。そうしたときに、データ修復のサービスがあるということを知っているだけでも、違ってくるだろう。
ニュースリリース
富士マグネディスク
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