Palm、次世代ワイアレス端末にTIのOMAPプラットフォームを採用

  [2001/12/18]

米PalmとTexas Instruments (TI)は、2.5G以降のワイアレス端末製品に関して、技術や製品開発、マーケティングなど、多方面にわたる包括的な事業提携を結んだ。その中でPalmのSolutions Groupは、次世代のハンドヘルド・ソリューションとして、TIのOMAP(Open Multimedia Applications Platoform)プロセッサ・プラットフォームを採用し、Palmのハンドヘルド製品で常時ワイアレス接続を可能にするためにTIのGSM/GPRS技術を用いる。

Palmの次世代端末向けプロセッサでは、現在もPDA向けのプロセッサを提供しているIntelとMotorola、そして比較的携帯電話向けというイメージの強いTIがサプライアの座を争っていた。いずれもARMコアをベースとしており、Palmにとっては、どのプロセッサを採用したとしてもARMアーキテクチャーへ移行することに変わりはない。その中でTIのOMAPプロセッサを選択した理由について、Palm Platform GroupのCOOであるTodd Bradley氏は、法人向け事業でワイアレスは最も重要な課題であり、OMAPプロセッサがモバイル関連機能で優れたベンチマークを残したと述べている。ハイパフォーマンス・低電力消費のOMAPプロセッサにより、セキュリティの確立されたモバイル・コマース、パフォーマンスの高いストリーミング・オーディオ/ビデオ、モバイルEメール、マルチメディア・メッセージングなどが現実的になると説明する。

だが、OMAPが優先的な存在であると認める一方で、TIとの契約は独占的ではないこともつけ加えた。現在、PalmにDragonballを供給しているMotorolaの「Dragonball MX1」、Intelの「XScale」などが今後採用される可能性も残されている。

(Yoichi Yamashita)

3G時代のマルチメディア・アプリをサポートするTIのOMAPプロセッサ
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/02/21/06.html

Visorは早くも次世代携帯電話に対応!
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/09/28/14.html

Microsoftとテキサスインスツルメンツ、携帯電話ソリューションで提携
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/11/09/12.html

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