PalmとHandspring合併への期待で株価上昇 - 当事者はとまどいを隠せず

      [2001/11/21]

    米Nasdaq市場で、16日金曜日と19日月曜日に、PalmとHandsping合併の思惑買いから両社の株価が急騰したが、両社はこの噂に対して慎重な対応を見せている。

    合併騒動の発端は、米経済紙Wall Street Journalのレポートである。同紙は、両社に近しい人物からの情報として、昨年にPalmによるHandspring買収が検討されたが、実現しなかったことを明らかにしている。この情報を基に、現在は両社ともに再建計画を実行中であり、合併による相乗効果が望める点を指摘している。まず、PalmのCEOだったCarl Yankowski氏の辞任である。Yankowski氏が去り、Palmが本格的にPalm OSとハードウエアの二つの事業への分割の道を歩み始めたため、Handspringを買収するメリットが高まった。現在、Palmは、OS部門を元AT&TのCTOであるDavid Nagel氏が率いているが、ハードウエア部門ではトップを探している最中だ。特にハードウエア事業で重要になるのは、製品に対するビジョンとリーダーシップである。そこで、HandspringのDonna Dubinsky氏またはJeff Hawkins氏が適任であると見ている。PDA、携帯電話、ページャー機能を統合したHandspringの新製品「Treo」も、Palm OSベースの新たなタイプのデバイスとして高い評価を得ており、Palmが自社製品として獲得する価値は十分にある。

    ただし、このような大きな期待に対して、当事者であるPalmとHandspringはとまどいを隠せない様子だ。Palm広報は、「正式な発表に基づいた情報ではない噂であり、噂に対しては一切コメントはできません」と述べている。また、Hnadspringの広報も「事実に即した情報ではありません」と否定している。

    (Yoichi Yamashita)

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    PalmのCEOが辞任 - 事業分割は最終段階へ
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/11/50.html

    Palm
    http://www.palm.com/

    Handspring
    http://www.handspring.com/

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