高校生に著作権の重要性説く特別授業 - ACCSが都内で開催

授業を受ける高校生たち

コンピュータソフトウェア著作権協会(略称:ACCS)は11月1日、東京・国立市の都立第五商業高等学校で、「出張授業」を開催、同校の3年生70人が授業を受けた。ACCSは若い世代への情報モラル意識の向上や、著作権保護の重要性を啓発するための、教育支援活動を推進しており、小、中、高等学校に出向き、随時このような活動をしている。

出張授業では、まず、最先端のソフトウェア技術を紹介、アドバンストメディアの音声認識システムのデモが行われた。パソコンの画面上に現れるキャラクターに、音声でさまざまな要求を出すと、インターネットを通じて検索、希望の情報を見つけ出してくれる。さらに、航空券やミュージカルのチケットの予約までができるといった仕組みで、これらがキーボード・マウスを使わず、すべて音声で実行できる。最初は多少ざわついていた生徒たちも、じっくりと見入っていた。

つづいて、ACCSの久保田裕事務局長が、著作権の重要性について「他人の著作物を許可なく複製するなどの行為は、罪としては、暴行、傷害よりも刑罰が重い。また、これまでとはちがって、形のある『モノ』よりも無形である情報の方が価値が高くなってきている。皆さんの書く作文、詩、あるいは絵なども著作権法で守られており、制作した本人の許可なく複製したり、書き換えたりすることはできない」と語り、身近な例を挙げ、著作権の意義を解説した。

さらに、久保田氏は、人気ゲームソフトが数10億円の投資で開発されていることや、国内で稼働しているパソコンソフトの38%が違法コピーされていること、などの事実を指摘「資源のない日本が今後生きていくためには、情報を活用した産業が非常に大きな意味をもつことになる。情報を利用する、これらの著作物が許可なくコピーされ、それが安い価格で売買されるようなことが多くなれば、産業が成り立たなくなる」と述べた。

授業を受けていた女子生徒(17)は「けっこう、おもしろかった。これまでは法律なんて身近には意識していなかったけれど、レンタルのCDをMDに録音するような、ごく普通にしているようなことにも法律が関わっていたり、モノよりも情報の方が価値が高い時代になっていることがわかったのが印象に残った。コンピュータの進化で便利になるのはいいことだけど、人と実際に会う機会が少なくなるようで、少し寂しい」と感想を語っていた。

都立第五商業高校は、校内に165台のパソコンを設置、専用線でインターネットに常時接続しており、授業に活用するとともに、週4日は放課後の1時間、657人の生徒全員が「情報処理室」「総合実践室」などの特別な教室からWebサイトの閲覧ができる。回線は教育機関向けのものであらかじめフィルタリングをかけ、「不適切」なサイトには基本的にアクセスできないようにしている。

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http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/08/28/06.html

コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www.accsjp.or.jp/



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