VisorPhoneを超える!? Handspringが携帯電話一体型PDA「Treo」の全容を公表

      [2001/10/15]

    米Handspringは、音声通話・電子メール・インターネット機能を搭載した携帯電話一体型の新PDAシリーズ「Treo」の詳細を明らかにした。モノクロ液晶ディスプレイの下部にQWERTY配列のキーボードを搭載した「Treo 180」と、キーボードの代わりにGraffiti入力エリアを搭載した「Treo 180g」は、2002年初めに発売予定。価格はUS549ドルで、携帯電話会社とサービス契約を結ぶとUS399ドルで購入できる。なお、同社は2002年半ばにカラー液晶ディスプレイを採用した「Treo 270」を、US599ドル(サービス契約時)で発売することも同時に発表している。

    同社は昨年、Visorを携帯電話のように使用できるSpringboardモジュール 「VisorPhone」を発表しているが、TreoはPDA本体と携帯電話を合体した製品になっており、より洗練されたデザインに仕上がっている。Treo 180/180gは、11x6.9x1.8cmのサイズで、重量は153グラムと非常にコンパクト。OSはPalmOS 3.5.2Hを、CPUにはMotorolaのDragonball VZ 33MHzを採用し、16MBのメモリを備えている。

    Treo 180/180gでは、Visorで実現した高性能なPDA機能はそのままに、PalmOS用ブラウザ「Blazer」によるインターネット・電子メールなどのデータ通信を、ワイアレス環境でスムーズに利用できる。当初の対応通信方式はGSMのみだが、将来的にGPRSに対応し、アップグレードも可能になる予定。携帯電話の連続通話時間は2.5時間、連続待受け時間は60時間で、アドレス帳の連絡先を表示させた状態からワンタッチで通話できるなどの便利な機能が搭載されている。さらに、電子商取引の分野でユーザー認証や決済情報の送受信に利用されている、128ビットの暗号通信プロトコル「SSL」に標準対応するため、モバイル・バンキングやオンライン・ショッピングも安心して行える。

    PCとはUSB/シリアルポート接続でデータ同期が取れるほか、すでにPalmOS搭載PDAを使っているユーザーは、現在使用中のデータをスムーズにTreo 180/180gへと移行できるようになっており、同社は乗り換えユーザーも含め、広く市場で新製品を紹介していくことになる。実際の製品発売が非常に楽しみだ。

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    Handspring
    http://www.handspring.com/

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