Pocket PC 2002リリース、Ballmer氏は「3度目の正直」を強調

      [2001/10/05]

    Microsoftは米現地時間の4日、インターフェースやコミュニケーション機能などを改善した「Pocket PC 2002」をリリース、サンフランシスコでリリース・イベントを開催した。

    イベントではCEOのSteve Ballmer氏が基調講演を行った。Ballmer氏は、「これまでの(ハンドヘルド市場への)挑戦は、ユーザーの使用感という点で、遠く力が及ばなかった」と、Window CEがPalm OSに差をつけられてきた原因を指摘。ユーザーがハンドヘルドに求める機能を注意深くリサーチし、それらを反映したことで、3度目の改良となるPocket PC 2002がモバイル・プラットフォームとして頂点に立てるような製品に仕上がったことを強調した。

    Pocket PC 2002改良のポイントは、コミュニケーション機能の向上である。ユーザーは、PIM機能よりも外出先でのWebアクセスやコミュニケーション手段としての機能を重視し始めている。そのため、Pocket PC 2002では、パーソナルエリア・ネットワーク(Bluetooth)、ローカルエリア・ネットワーク(802.11b) など、ワイアレスネットワークに幅広く対応できるようになっている。また、デモンストレーションの最後にはGSM/GPRS通信機能を統合したmmO2のPocket PCデバイスが紹介された。これはHTCが製造したデバイスで、OSレベルで音声通信機能が統合されている。ヨーロッパ向けの製品だが、CDPD、CDMA、GSMなど、ワイドエリア・ネットワークへの対応も着々と進められているのだ。

    このようなコミュニケーション機能の向上は、会社や家庭内ネットワークなど、異なったネットワークを結びつける役割りをPDAにもたらしてくれる。WLANやBluetoothで手軽にネットワークにアクセスできるPDAには、異なったネットワークから重要なデータが集まってくる。これまで以上にPDAはパーソナルなデバイスとなるのだ。

    Ballmer氏の講演では、Hewlett-Packardの「Jornada 560」やCompaqの「iPaq H3800」など、7台の新製品が壇上に並べられた。現在まで、Pocket PC 2002のサポートを発表したハードウエア・メーカーは22社。Microsoft Mobile Solutions Partner Programのメンバーは3,800社に達する。また、18万人の開発者がPocket PC用の開発キットを受け取っており、Palmエコノミーに対抗するPocket PCエコノミーも着実に形成されている。

    (Yoichi Yamashita)

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    Microsoftが「Pocket PC 2002」を発表 - ビジネスサポート強化をアピール
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/09/07/50.html

    Microsoft
    http://www.microsoft.com/

    PocketPC.com
    http://www.microsoft.com/mobile/pocketpc/default.asp

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