IIJ、DSLと光ファイバ接続サービスでもIPv6プロトコル接続を開始

  [2001/08/29]

インターネットプロバイダのインターネットイニシアティブは、2001年9月1日から「IIJ DSL/Fサービス」と「IIJ FiberAccess/Fサービス」において、トンネル型でのIPv6プロトコル接続に対応していくと発表した。新規加入ユーザー、すでに加入しているユーザーとも、「IPv6実験サービス」に申し込むことで加入できる。加入に対しての追加料金は発生しないが、IPv6に対応したルーターなどはユーザー側で用意する必要がある。

IPv6は、現在主流のインターネットプロトコルであるIPv4の次世代規格として策定が進められているプロトコル。IPv4と比べ、扱える通信機器アドレスの数が飛躍的に増大するほか、セキュリティ機能や優先度に応じたデータの送信機能などが追加されているといった特徴がある。IPv4ネットワーク上ではIPv6のデータを送信することは基本的にはできず、専用のネットワークを構築する必要がある。そのため、移行するにはある程度のコストがかかる。

しかし、今回採用されているトンネル型通信技術を用いて、IPv6のパケットをIPv4でカプセル化すると、現行のIPv4ネットワーク上でもIPv6のパケットデータを送信することができるようになる。途中にあるルーターなど通信機器がIPv6に対応している必要はあるが、比較的低コストでIPv6に対応した環境に移行することが可能となる。

同社は、日本国内におけるIPv6の普及にこれまで積極的に関わってきており、同手法を用いたIPv6接続サービスの他にも、専用ネットワーク網を構築し接続サービスを提供するネイティブ型サービスを2000年9月から展開している。

サービス提供地域は、「IIJ DSL/Fサービス」は15カ所(北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、石川、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡)で、「IIJ FiberAccess/Fサービス」は2カ所(東京、大阪)。対応地域は今後も順次拡大していく予定となっている。

関連記事
IIJ、IPv6プロトコル接続の試験サービスを9月より開始
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/06/07/19.html

インターネットイニシアティブ
http://www.iij.ad.jp/

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