今回の調査は、デジタルカメラ、ハードディスク、モバイル端末、CPU、メモリ、マザーボード、ビデオカードの7ジャンルです。
○デジタルカメラ
| 順位 | 製品名 | メーカー | 標準価格 | 実勢価格 |
| 1 | IXY DIGITAL 200 | キヤノン | 72,000 | 45,000~54,800 |
| 2 | DSC-P1 | ソニー | OPEN | 55,000~67,800 |
| 3 | C-700 Ultra Zoom | オリンパス | 75,000 | 50,800~59,800 |
| 4 | IXY DIGITAL 300 | キヤノン | 85,800 | 52,800~64,800 |
| 5 | Power Shot A20 | キヤノン | 56,000 | 35,500~44,800 |
| 6 | FinePix40i | 富士写真フイルム | 88,000 | 39,800~49,800 |
| 7 | FinePix50i | 富士写真フイルム | 88,000 | 45,000~59,800 |
| 8 | DSC-MZ1 | 三洋電機 | 68,000 | 42,500~49,800 |
| 9 | FinePix6800Z | 富士写真フイルム | 128,000 | 59,500~79,800 |
| 10 | DSC-P50 | ソニー | OPEN | 35,800~44,800 |
前回に引き続き、「IXY DIGITAL 200」がトップ。2位も先月と変わらず「DSC-P1」が続くなど、コンパクトデジカメが根強い人気だ。ランキングでも、過半数がコンパクトモデル。そんな中、3位の「C-700 Ultra Zoom」は、5万円台で購入できる光学10倍ズーム機として人気だ。
ほとんど変化のないランキングの中で前回と違うのは、「IXY DIGITAL」にかわりランクインを果たした「DSC-P50」。「DSC-P1」の流れを汲む製品だ。P1よりも画素数が少なくなっている分、価格も手頃でエントリーモデルとして注目されている。
このP1タイプの製品は他にもシリーズ化されており、新機種「DSC-P5」の発売も予定されている。この「DSC-P5」は、P1をさらに薄くコンパクトにしたモデル。画素数は変わらないが、今流行のコンパクトモデルをさらに突き詰めた仕上がりとなっている。発売が10月と言うことで来月のランキングにはあまり影響は出ないと思われるが、期待のモデルといえるだろう。同時に発売される光学ズームを無くした廉価版「DSC-P3」は、ボディーカラーにブルーが加わりより遊び感覚で持ち歩けるアイテムとなっている。
ソニーからは、さらに光学5倍ズームの「DSC-F707」も発売になる。こちらは524万画素と高画素数モデル。現在の売れ筋であるコンパクトモデルではないが、以前人気のあった「DSC-F505」シリーズの後継機だけに侮れない。
人気メーカー製品の世代交代が進みつつある。キヤノンは完了し、富士写真フイルムは現在進行中。最後がソニーとなりそうだ。過渡期は安くなった旧モデルと機能強化した新モデル間で、純粋な後継機であればあるほど人気が分散しランキングを落としてしまう。世代交代が終了した時点でどのモデルが頂点に輝くのかが楽しみだ。
○モバイル端末
| 順位 | 機種名 | メーカー | 標準価格 | 実勢価格 |
| 1 | Visor Deluxe | ハンドスプリング | 9,800 | 9,000~ 9,800 |
| 2 | CLIE PEG-N600C | ソニー | OPEN | 34,800~39,800 |
| 3 | GFORT | NTTドコモ | OPEN | 21,800~29,800 |
| 4 | カシオペア E-750 | カシオ計算機 | OPEN | 43,500~49,800 |
| 5 | CLIE PEG-N700C | ソニー | OPEN | 37,800~49,800 |
大幅値下げが行われた「Visor Deluxe」が、トップに輝いた。モノクロモデルとはいえ、人気のPalmが1万円以下で購入できると評判で、売れ行きが復活した。具体的な利用用途が決まっていないユーザーでも、この価格ならPDAにチャレンジしやすいだろう。
3位の「GFORT」も、実勢価格が大きく下がり人気だ。上位スペックを持つカシオの「カシオペア E-750」の登場などで価格が大きく動き、両者揃ってのランクインとなっている。どちらもそのままでコンパクトフラッシュ(CF)を利用できるモデル。OSもWindowsCEを搭載しているので、Windowsと組み合わせて利用するのに便利だ。特にE-750は前モデルであるE-700と比べるとCPUも強化され、WindowsCEの中でトップレベルの処理速度を持つ。CFスロット搭載で拡張性も向上しており、今旬のモデルといっていいだろう。
期待の新モデルとしては、NTTドコモの「sigmarionII」。最近Palm型モデルに押されがちなキーボードモデルだが、前モデルはゼロハリバートンデザインと低価格で人気だった。新モデルは、FOMA用インタフェースを装備しているので次世代携帯電話でもそのまま利用できるのが特徴だ。細かなところでは、イヤホンジャックがステレオへと改良されている。前回ランクインしていたsigmarionの後継モデルというだけでなく、新機能や改良点の多い魅力的な製品といえる。
○CPU
| 製品名 | メーカー | 実勢価格 |
| PentiumIII 1.0BGHz (Socket370) | インテル | 24,800~25,500 |
| PentiumIII-S 1.26GHz (Socket370) | インテル | 49,500~50,000 |
| Celeron 800MHz | インテル | 7,500~ 8,000 |
| Celeron 900MHz | インテル | 10,800~11,600 |
| Pentium4 1.5GHz (Socket423) | インテル | 32,000~32,500 |
| Pentium4 1.8GHz (Socket423) | インテル | 66,500~68,000 |
| Duron 800MHz | AMD | 5,800~ 6,000 |
| Duron 900MHz | AMD | 8,000~ 8,500 |
| Athlon 1GHz(SocketA/FSB200) | AMD | 10,800~11,800 |
| Athlon 1.33GHz(SocketA/FSB266) | AMD | 14,900~17,000 |
| Athlon 1.4GHz(SocketA/FSB266) | AMD | 18,000~23,000 |
| AthlonMP 1.2GHz(SocketA/FSB266) | AMD | 28,400~29,500 |
Pentium4は、7月末には今まで行っていたRIMMの同梱パッケージの終了を宣言している。現在流通している同梱パッケージが最後となり、1.8GHzモデルには同梱パッケージは存在しない。RIMMの単価から考えるとまだ同梱パッケージの方が割安なので、購入を考えている人は急いだ方がいいだろう。
PentiumIIIは、FC-PGA2製品が増えてはいるが、まだまだFC-PGAの人気が強いようだ。マザーボードから新調する必要があるのが、ネックとなっている。今後Celeronのコアも変更になってくれば、徐々にFC-PGA2の人気も高まってくるだろう。
AMDはついにローエンド向けCPU Duronが1GHzの大台に突入。と同時に大幅なプライスカットも行われた。このプライスカットは、モバイル向けCPUおよびDuronに対してでAthlonは変化がない。しかし実勢価格ではAthlonの上位モデルも値下げ幅が広い。Athlon 1GHzは、バルク品ではついに1万円を切っており、お買い得感はますます高まっている。Duron 1GHzが登場することで、価格がどのように変動するか楽しみだ。
○メモリ
| Type | 容量 | 実勢価格 |
| 168Pin シンクロナスDRAM(PC100対応/CL=2) | 128MB | 1,580~ 1,880 |
| 256MB | 3,000~ 4,000 | |
| 168Pin シンクロナスDRAM(PC133対応/CL=3) | 128MB | 1,500~ 1,880 |
| 256MB | 2,960~ 3,980 | |
| 184Pin DDR SDRAM(PC2100対応/CL=2.5) | ||
| 128MB | 2,380~ 5,980 | |
| 184Pin Direct RDRAM(PC800対応) | ||
| 128MB | 5,550~ 6,780 |
SDRAM、DDR-SDRAM、RIMM、全てのメモリにおいて値下がり傾向は変わっていない。ただ、落ちるところまで落ちてしまった感のある128MBや256MBに比べると、512MB製品がどのメモリにしても激しい値下がりを見せている。PC133のSDRAMに関しては、容量あたりの単価もほぼ横並びなので、相性問題や必要としている容量に合わせてどのモデルを買っても価格的に損得は無いと言っていいだろう。
CPUの同梱がなくなったことで動きの気になるRIMMだが、大幅な値下がり傾向が続いている。もちろんSDRAMに比べれば価格はまだまだ高いが、Pentium4の購入を考えている人に手が出しやすい状況になっているといえるだろう。
○マザーボード
| 順位 | 製品名 | スペック | メーカー | 実勢価格 |
| 1 | GA-7DXR | SocketA/AMD761+VIA686B | GIGABYTE | 19,800~22,800 |
| 2 | GA-6OXET | Socket370/i815EP | GIGABYTE | 14,900~17,000 |
| 3 | GA-7VTX | SocketA/KT266 | GIGABYTE | 17,800~20,000 |
| 4 | GA-6OXET-C | Socket370/i815EP | GIGABYTE | 13,800~15,000 |
| 5 | AX3S Pro | Socket370/i815E | AOpen | 12,300~13,500 |
| 6 | K7T Turbo | SocketA/KT133A | MSI | 13,200~14,000 |
| 7 | AK73 Pro(A) | SocketA/KT133A | AOpen | 13,300~14,800 |
ここに来て、大きくランキングが変動した。今まで不動だったトップ3が全て入れ替わり、GIGABYTE一色になった。トップのGA-7DXRはAthlonMP対応というのが、人気のポイントとなっているようだ。続くGA-6OXETはi815EP B-STEPチップセットを搭載し、TualatinコアのCPUに対応。青いCPUソケットとヒートシンクが特徴だ。
ランキングを通して、SocketAマザーが強い。Athlon 1GHzが1万円を切り、値ごろ感が増したことや、夏休みを挟んだことでホビーユーザーが多かったことも原因として考えることができる。また、i815チップセットが、B-STEPの登場で過渡期になり人気が分散したことも躍進につながったようだ。
今後は、i845チップセット搭載のSocket 478マザーボードが注目だ。Pentium4のネックであったメモリに、SDRAMを利用できるようになる。大幅な値下げが予定されているCPUと合わせれば、コスト面で引き離されていたライバルAthlonに迫ることになりそうだ。ただ、このCPUとマザーボードの登場で、インテル勢の選択肢はさらに増えることになり、今度はインテル同士での争いも熾烈になるのは間違いない。また規格が乱立する事で、生き残る規格を見極めるために、ユーザーが様子見をする可能性も否定できない。
もう一つ変わったところでは、廉価版のデュアルAthlonマザーボードが登場している。今までだとマザーボードと専用の電源だけで10万円を超すという、手の届かない製品であったが、今回登場する TYAN「TigerMP」は3万円台と、かなり現実的な価格になった。デュアルと言うことで、CPUもふたつ必要になりある程度コストは高くなるが、人とは違う速いマシンを求めているユーザーの注目を集めている。
○ビデオカード
| 順位 | 製品名 | スペック | メーカー | 実勢価格 |
| 1 | Millennium G450 DDR DH | G450/32MB | Matrox | 11,500~13,000 |
| 2 | EVERMORE Geforce2 MX400 | GeForce2MX-400/32MB | EVERMORE | 6,000~ 8,800 |
| 3 | DAYTONA GeForce2 MX200 | GeForce2MX-200/32MB | Palit | 6,300~ 8,800 |
| 4 | KW-VG256/32A | GeForce256/32MB | KWORLD | 5,300~ 7,800 |
| 5 | SPECTRA X20 | GeForce3/64MB | カノープス | 56,000~62,800 |
| 6 | DAYTONA Geforce2 MX400 | GeForce2MX-400/64MB | Palit | 9,000~10,000 |
| 7 | SPECTRA F11 PE32 | GeForce2MX-400/32MB | カノープス | 21,500~23,800 |
首位は3カ月連続でMatrox Millennium G450。3D性能ではこれを大きく上回る製品が多数発売されているため、3DゲームやCGを特に利用しない、画質重視というユーザーの支持が厚い。後継製品であるG550搭載製品は今週発売で、こちらは性能のアップよりもオンラインコミュニケーションなど他の方面での機能充実に主眼が置かれた製品となっている。価格差が4,000円ほどあり、G450の人気を受け継ぐことができるかどうか、注目されている。
チップ別のシェアではGeForce2MX系が相変わらずの人気。最近は特に値下がりが目立ち、32MBメモリ搭載版で6,000~8,000円と1万円を大きく割り込んでいる。64MBメモリ搭載版でも1万円程度ということで、3Dも楽しみたい、という層が選んでいる。現行より2世代前のチップ GeForce256 を搭載しているKWORLDの製品も4位に食い込んだ。こちらは5,000円台で売られているショップもあるなど格安だ。
先月7位に入ったカノープス「SPECTRA X20」は順位を上げて5位。同じnVIDIA社製チップを搭載した安価な製品の約10倍という価格だが、一般向け最高性能を誇る製品ということもあり飛ぶように売れている。GeForce2MX-400搭載の「SPECTRA F11 PE32」が他社製品の3倍近い価格でも好調な売れ行きをマークしているように、カノープスブランドに対する人気と信頼は相変わらずのようだ。
○ハードディスク
| 順位 | 製品名 | スペック | メーカー | 実勢価格 |
| 1 | Deskstar 60GXP IC35L040AVER07 | 41.2GB/7200rpm | IBM | 12,600~13,500 |
| 2 | Deskstar 60GXP IC35L060AVER07 | 61.5GB/7200rpm | IBM | 17,500~18,500 |
| 3 | Barracuda ATA IV ST380021A | 80.0GB/7200rpm | Seagate | 23,000~25,800 |
| 4 | MPG3409AT | 40.9GB/5400rpm | 富士通 | 9,800~11,000 |
| 5 | Deskstar 40GV DTLA305040 | 41.1GB/5400rpm | IBM | 10,600~11,600 |
| 6 | Barracuda ATA IV ST360021A | 60.0GB/7200rpm | Seagate | 19,600~21,800 |
| 7 | U5 ST340823A | 40.8GB/5400rpm | Seagate | 10,000~10,800 |
Seagateの「Barracuda ATA IV」が7月に発売になり、予想通りの人気を集めている。特に40GBプラッタ2枚の最大容量モデル「ST380021A」モデルは、発売から日が経つにつれて店頭で見掛けることが困難になる人気ぶりだ。流体軸受IT採用による低騒音、高信頼性、高耐久性、大容量プラッタによる転送速度の向上と従来製品に比べて大きなアドバンテージを持っているのが特徴。同じ流体軸受け製品を作っている富士通がデスクトップ用3.5インチHDDから撤退することもあり、流体軸受け人気はSeagateが一手に引き受けることになりそうだ。
メーカー別シェアではIBMとSeagateの一騎打ちになり、MaxtorやWestern Digitalの製品は売れ筋からほとんど消えている。これは、Seagateが新シリーズで従来の40GBから80GBまでラインアップを拡充し、これまでMaxtorなどが高シェアを誇っていた60GB超の容量でもSeagateの人気が高まってきたため。価格でもメーカー間の差はあまりなく、差別化の要素が少なくなったのが逆風となっているようだ。今後これらのメーカーがどのような巻き返しの策を打ってくるのか、注目したいところだ。
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