自動販売機は情報発信端末へ - iモードと連携した「Cmode」の実証実験開始

 
Cmodeロゴ

日本コカ・コーラ、エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)、伊藤忠商事の3社は、コカ・コーラグループの自動販売機とNTTドコモのiモードサービスを連携させた新しい消費者サービス「Cmode(シーモード)」の実証実験を開始すると発表した。実験は、9月3日から12月31日まで行われる。実施場所は、3日から17日までが東京・お台場「メディアージュ」内の「ワールド オブ コカ・コーラ東京」、東京・渋谷「Shibuya109」、同「ドコモショップ渋谷宮益坂店」の3カ所(3台)で、18日以降、渋谷地区を中心に25台の自動販売機を設置、実験を行っていく。なお「ワールド オブ コカ・コーラ東京」では、8月20日から先行して対応自動販売機が展示される予定。


シーモ

Cmodeは、2001年3月に3社が締結した合意に基づくサービスで、iモード携帯電話と新型情報端末自動販売機であるCmode対応の自動販売機(愛称「シーモ」)を連動させることにより、情報発信サービス、コンテンツサービス、ポイントサービスを提供する会員制消費者サービス。実証実験では、Cmodeを一般消費者に実際に利用してもらい、市場性を検証することを目的とする。

サービスは、iモード携帯電話を所有していれば、誰でも利用できる。また、会員専用のサービスも用意されており、日本コカ・コーラのiメニューサイト「コカ・コーラ モーメント」内に設置された「Club Cmode」にて、無料の会員登録をすることができる。会員登録をすると、「ポイントパス」と呼ばれる会員証がiモード携帯電話の画面上に発行されるので、それを画面コピーし、シーモにかざすことで個人認証を行う。

会員になると、Cmodeサーバー上に専用口座が設けられる。シーモに現金を投入することで口座に入金すれば、次回からはキャッシュレスで、飲料やサービスを購入することができる。

サービスは大きく分けて3種類提供される。(1)情報発信サービス、(2)iモード対応コンテンツサービス(会員専用)、(3)ポイントサービス(会員専用)の3種類。シーモには大きめのカラーディスプレイ、プリンタ、スピーカー、テンキーなどが搭載されており、それらを使ってサービスを利用する。また、シーモはNTTドコモのパケット通信「DoPa」のネットワークによってサーバーと接続されている。

情報発信サービスでは、地図・クーポン・チケットやイベントキャンペーン情報が提供され、プリンタで地図やクーポンを印刷して出力する、などといったことができる。また、地域情報や自治体の公共情報などの発信にも利用できる。

iモード対応コンテンツサービスは、携帯電話の待ち受け画面や着信メロディなどのiモード対応コンテンツを購入することができる。シーモのディスプレイは携帯電話より大きく、「かなりきれいなカラー画面」(NTTドコモ広報)であるため、待ち受け画面も非常に見やすい。また、スピーカーも搭載されるため、着信メロディを試聴することも可能。購入したコンテンツは、携帯電話でClub Cmodeにアクセスすると自分の購入したコンテンツが表示されるので、そこからダウンロードする形になる。

ポイントサービスでは、飲料購入やCmodeサービス利用の実績に応じてポイントが加算されるサービス。このポイントは、飲料購入やCmodeコンテンツとの交換もできる。

サービス料金の決済は、(1)Cmodeサーバー上の専用口座にあらかじめプリペイド入金しておき、それを利用して決済する、(2)専用口座に蓄積されたポイントによる決済、(3)シーモに直接現金を入金する、という3種類が用意されている。

サービスの利用においては、事前にiモード携帯電話でコンテンツを購入しておくこともできる。iモードからコンテンツを購入すると、画面に「Cチケット」と呼ばれる2次元バーコードが表示される。それをシーモにかざせば、シーモで何も操作しなくてもコンテンツの購入が完了する。

実際の利用方法としては、まずシーモにある「Cボタン」を押す。するとディスプレイに、ポイントパスかCチケットのどちらかを持っているか、それとも何も持っていないかの3択が現れる。それぞれを選択後、ポイントパス/Cチケットをかざして個人認証をして会員専用サービスを利用するか、情報発信サービスを利用する、という流れになる。

シーモの各部。写真中央上がLED、右上はテンキーなど、中央下が携帯電話の読み取り口、右下はくわしく(ヘルプ)ボタン・サービス開始ボタン(Cボタン)

10インチの液晶ディスプレイにはこのような表示が出る

Cmodeとiモードは連動するもののコンテンツは別物ということで、iモードコンテンツが自動販売機で利用できる、ということではなく、コンテンツプロバイダなどがCmode用にコンテンツを提供する形になる。iモードのサービスは月額ベースという形になるが、Cmodeはコンテンツごとの購入になる点もiモードとは異なる部分だ。

コンテンツは、実験開始当初は、「グルメぴあクーポン」(ぴあデジタルコミュニケーションズ)、「ぴあストリートマップ」(同)、「TSUTAYAレンタルランキング+クーポン」(ツタヤオンライン)、「シブヤ キャラ シンダン」(インデックス)、「アーケードゲームとの連動コンテンツ」(セガ)の4社5コンテンツの提供が予定されている。NTTドコモによれば、今後も、コンテンツプロバイダ側が提供の意向を示せば、随時追加していくことは可能とのこと。

NTTドコモでは、今回の実験が「こういったサービスが市場で通用するものかどうか」の検証であり、実証実験終了後、本サービスに移行するかどうかも、実験の結果次第だと述べる。同社はさらに、「自動販売機が情報発信端末としてここまで高機能になったのはおそらく世界初ではないか」と述べ、今回の実験の大きな特徴は、「iモードで自動販売機が利用できるという点ではなく、自動販売機が情報発信端末として進化したことが重要」であるという認識を示す。

コンビニエンスストアや駅のキオスク端末、公衆電話(Lモード)、そして今回の自動販売機。今後はいっそう、街のいたるところに情報発信端末が広まっていくのだろう。

日本コカ・コーラ
http://www.cocacola.co.jp/cmode/index.html

エヌ・ティ・ティ・ドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0808a.html

伊藤忠商事
http://www.itochu.co.jp/

ツタヤオンライン
http://www.tsutaya.co.jp/

ぴあ
http://www.pia.co.jp/

インデックス
http://www.indexweb.co.jp/release/010808.html

セガ
http://www.sega.co.jp/sega/corp/news/nr010808_1.html



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