米Sprint PCS、Visor用携帯電話モジュールで3G対応の新サービス開始

      [2001/08/03]

    米Sprint PCSは、HandspringのVisorに携帯電話機能を追加するSpringboardモジュールを利用した音声/データサービス「Digital Link」を9月から開始する。

    Digital Linkは、CDMAのワイアレス通信技術を開発するAirPrimeがハードウエアを含むネットワーク・ソリューションを提供する。Visorにモジュールを差し込むだけで、全米の主要都市をカバーしているSprint PCSのサービス地域で利用できるようになる。通話時間は7時間で、待ち受け時間は300時間。モジュールの重さは3.4オンス(約96g)だ。重量から予想するとVisorPhoneよりも若干大きくなりそうだ。ハードウエアの価格は250ドル程度を予定している。

    Visor用の携帯電話モジュールというと、GSMを利用したHandspringのVisorPhoneがある。VisorPhoneはリリース当初、299ドルという価格が高いと批判されたため、現在は新サービスに限ってVisorPhoneを49ドルで提供している。VisorPhoneと比較すると、Digital Linkの250ドルは高い価格設定と言える。その点についてSprint PCSは、米国ではCDMAのサービスエリアがGSMよりも広く、通信速度(14.4kbps)も速い点を指摘している。Sprint PCSのサービスを利用しているユーザーは、10~20ドルの追加料金でDigital Linkと携帯電話の電話番号を共有できるというサービスの柔軟性もある。また、ソフトウエアアップグレードで3Gに対応できる点をDigital Link最大のメリットとしている。

    Sprint PCSは、2002年に144kbpsの通信速度で3Gサービス開始する予定だ。その後、2003年末までには3G cdma2000 1xEV-DOで2.4mbps、2004年上半期には3~5mbpsのサービスへとアップグレードさせる計画だ。

    (Yoichi Yamshita)

    Handspring
    http://www.handspring.com/

    Sprint PCS
    http://www.sprintpcs.com/

    AirPrime
    http://www.airprime.com/

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